数年前から看護学校で教えている。そこで意に留めていることが二つある。
一つは講義中、学生と目を合わせないことだ。学生のころ教師と目が合えば必ず指されるという経験則による。目が合うとこちらが質問される危険がある。
二つ目は居眠りだ。昼食後の講義というのもさることながら、自分でいうのもなんだけど、あれほどクソ面白くない講義を聴いて、眠くならない方が無理だ。だから堂々と寝ていいてもなんら咎めないことを旨としている。
でも居眠りの効果というのは、一体どの程度のものなのだろう。
NASAがそれを研究しているというのがネタ元の話だ。
NASAは宇宙飛行士には8時間の睡眠を勧めているが、宇宙という違う環境では地球より0.5時間から2.5時間睡眠が少ない。飛行士たちは十分休めているとはいってはいるが、実際には睡眠不足はイライラや物忘れや疲れのもとになる。
それを解消するのがうたた寝だ。だがそれは諸刃の剣だ。というのは起きてからボーとすることがあるからだ。
91人のボランティアを10日間、基本睡眠が4時間から8時間、居眠りが0時間から2.5時間といったいろんな睡眠パターンをさせて、記憶力、注意力、反応時間、認識力、あるいはホルモン、体温などいろいろ調べた。
以下、ネタ元で分かったとされることをざっと挙げてみると、
1)一般的に居眠りは長いほどいいが、ある認識力は睡眠が長いと落ちる。
2)作業記憶は改善されるが、注意力はそうでもない。
3)注意力は、24時間の睡眠時間の合計が重要な要因になっている。
3)夜の居眠りは、役に立たない。
てなことになる。
「8時間ゆっくり目を閉じてるのに勝るものはない」という最後の研究者の弁とともに、研究は続くようだ。
まぁ少しの居眠りは、学生に快適な環境を提供していることは間違いないだろう。無理して起きてても意味がない。
でも正直さびしい気もある。こちらもせっかく時間を割いて準備してきてるのだ。それを聴いてもらえないのは、悲しいものだ。
まぁ質問する可能性のあるやつが一人減ったと考えればいいかとも思う。無理しても意味がない。
でもせっかく考えてきたオヤジギャグを聴いてもらえないのもつらい。
とはいえ、すべったと思う不届きなやつが一人いないと思えば、心も少しは楽になろうというものだ。無理しても意味ない。
ということで複雑な心のうちを表現すると、こんなことになる。
「イイネ、ムリするな」
ネタ元
NASA studies naps
院長、毎度です!
写真を拝見すると「おやじギャグ」連発で生徒がノックダウンしているような感じがしますが・・
消しゴム飛んで来なかっただけで御の字ではないでしょうか?
でもこちらのブログは眠くなるどころか見ていると楽しい気持ちにさせてくれますよ!
今度「看護のブログ通信教育」などを開設されたら面白いかもしれませんね!
でも生徒が笑いすぎて止まらなくなり、院長の病院で「看護」したりして・・
それではまた遊びに来ます!
一生懸命講義しているのに居眠りされるのは辛いものがあるかもしれない。
でも、うたた寝や、朝の二度寝は気持ちいいもんな。
居眠りしないような面白い授業をするか、居眠りOKで行くか、むずかしいところですね。
院長先生の講義なら、職業が違っても受けてみたい気がします。
だけど、秋田から飛んでいってもなぁ、ちょっと考えます。
ここで一句 「初夏なのに 季節外れの 寒いしゃれ」
(これは先生をいったのではありません、過去に詠んだ句です)
酔っ払って翌日覚えてないってのは、居眠りしながら飲んでるようなもんですかなー
先生は メールで質問したら前は返事くれてましたよね~。
いつからか 来なくなったけど・・・
授業は真剣に聞いてたけどな~ 空海(空腸・回腸の話) プシンはなんだっけ・・・。 ラクトがつくのは乳に関係あるんでしたよね。 あんなふうに人に教えてもらえてた頃が懐かしい・・。