今日スタッフの方々がハリーポッターの話題で盛り上がっておられたので、話の輪のなかに入り、先日原作者がテレビでいっていた話を披露した。ボクは本を読んでないのさっぱり分からないが、あまり子供に読ませたくないような内容があるらしく、母親からそんなことを書くなとの抗議の手紙がくることがあるそうな。
でも原作者は、物語の結論を出すのは自分だから文句をいわせないし、子供には残酷なことが世の中にはあることを教えることも大事なことなんだと、いきまいておられましたよってのがその話。
まぁ確かにもともとのグリム童話なんてのはかなり残酷であったらしいし、”かちかち山”でもホントの話は、ばあさんが狸にだまされて料理され、それをじいさんが食べさせられてしまうなんだもんなぁと、話題はふくらんでいく。
「きっと飢饉のときなんか、そんなこともあったのかもしれないね」とボクがいったときのこと。
スタッフのなかから、すかさず疑問が提示される。「賞味期限なんかあったんですかね」
うーんわが愛すべきスタッフの疑問は底なし沼のように深い。その場は、やっぱ若い子のほうが、持つんじゃないってな訳の分からない結論で、スタッフの方々の話題はラーメン店の選び方に移り、ボクは院長室へヘナヘナと退散した。
これはメモせずにはおれない。とは思ったものの、なにを焦点にすればいいのか、よく分からなかったから、ネットで”賞味期限”について検索した。そうしたらホントにありました。賞味期限(人間用)
わがスタッフの慧眼にはまったく敬服してしまう。