中古のパソコンが手に入ったんだけどCD-ROMがついてなく、いま使っているデスクトップと繋いでなんとかならないものかと、ここ何日か悪戦苦闘している。
で、今日一応まともな格好でデスクトップのCD-ROMを中古パソコンで利用できるようになったんだけど、結構カルチャーショックを受けてしまったわけでして。
というのは、随分昔のことなんだけど、16ビットから32ビットのパソコンへ買い換えたときデータをどう移していいのか分からなかったことがある。まぁパソコン通には簡単なことかもしれないけど、回りにそんな人はいなかったのでパソコン雑誌なんかでいろいろ調べた結果、なんとかうまくいったのね。ある特別な線を接続して簡単なプログラムを書いてやるんだけど、それぞれの画面に映るデータが移っていく様は、感動ものだった。
でも、いわゆるLANなんてのはその比じゃないみたい。
例えるなら、以前の操作がFAXなら、LANってのはテレビカメラでお互いの机のなかをゴソゴソとさぐりを入れることができるようなもの。なんか楽しくなってしまったわけでして。
で、うきうきしながら使いたいアプリケーションソフトをいくつか入れたんだけど、ある有名な○太郎というワープロソフトだけはどうもうまくいかない。いろいろやってみた結果どうやらインストールした後、そのファイルを動かすと書き換えられるようにプログラムされているようでして。いわゆるプロテクションがかかっているのね。
もちろん違法コピーなんてのはダメなんだろうけど、でもね、このソフト、ちゃんとお金払って購入したモノでそれを自分のパソコンで使うんだから、まったく問題ないと思うのね。
あの少年ジャンプなんて雑誌も回し読みしようと思えばできるのに、ちゃんと百万のオーダーで売れているでしょ?もちろんコピーの手間を考えると単純には比較できないのだろうけど、やっぱり内容が立派であればきちんと売れると思うんだけどなぁ。
あの○太郎、プログラム言語の関係で結構重いんだけど、昔から使っていて縁が切れず、いまのパソコンになってからは文字にカーソルを当てるだけで辞書が出てくるソフトも買い足して重宝してるんだけど。
もうちょっとプロテクションの度合い、緩めてくれて欲しいなぁと思うのでありまして。
じゃないと、イチじゃなくて、なんとなくヨ太郎みたいなソフトに見えてくるだけど。
ちなみに例の文字を当てるだけで辞書が出てくるソフトで引くと
「よたろう【与太郎】 おろかもの。ばかもの。
:落語で、知恵のたりない人物の名として使ったところから。」
なんて簡単に分かるのね。便利でしょ?