昨日他の病院に手伝いに行ったときのこと。診察デスクの前にカレンダーがあったのね。地元のJAの名前が一番下に書かれている。いままでも掛けてあったんだけど、昨日はヒマだったんで改めてゆっくりと眺めてみた。
上に風景写真があり、下の方に11月の日にちと曜日が並んでいる。で、そのなかほどに「善行は必ず自分に返ってくる」という言葉が印刷してあった。
必ずしもそうでもないんじゃないかなぁとか思いながら、じゃあ12月は、とめくってみると今度は、「永遠の輝きは心のなかにこそある」と書いてあった。
いわゆる箴言(しんげん)というやつだけど、一体これって誰がいったのかなぁと思ったわけで。
カレンダーのどこを探してもその旨は書かれてなかった。一番最初の表紙あたりに書いてあったのかもしれないけど、10月以前のページはもう破り捨てられていて今となっては分からない。
でも、この箴言、なんとなく野暮ったい気がするんだよなぁ。ローカルなカレンダーにみたいだから、あるいは印刷屋のオッチャンあたりが、思いついた言葉を適当に書き込んでいたということとか、ないんだろうね。
院長 「なんかショボくない、この箴言」
印刷屋おやじ 「なんか疑ってンの」
院長 「いや、別に」
印刷屋おやじ 「いやその顔、ぜったい疑っている」
院長 「そんなことありませんって」
印刷屋おやじ 「ひどい。この箴言、シンゲンに考えたのに」
院長、おやじ 「…あ」
ちなみに、こんな箴言はどうでしょ?