最近、英会話ヒアリングのポイントが分かったような気がする。
文脈のどこに動詞があるか、それを知ることが会話の全体の内容を把握するための重要な第一歩だと気付いたのだ。以前のメモで英語は配置の言葉だということに触れたが、その配置のなかでとりわけ重要なのが動詞なのだ。
そこで問題を出してみたいが、その題材となる3/11の朝日新聞記事を紹介する。
院長が英会話にいそしんでいる間、レントゲン機器などで医療業界と深いかかわりのある島津製作所がとんでもないことをしでかしていたようだ。
その記事によると、レントゲンの機械にタイマーを仕掛け、故郷したように見せかけ、1件150円から200万円の修理費を医療機関に請求していたという。
2009年からこれまで九州地域で43件の不正が発覚している。
いくつかの点で島津製作所は失敗している。
第一は、もちろんやってはいけないことをしでかした点だ。そしてそれを長年も放置していた点。さらには会社の視点からすれば、その悪事を隠し通せなかった点だ。
さて、ここで問題。
「島津製作所はいろんな点でまずった」、これを英語で表現するとどうなるだろうか。
答えはいろいろあるだろうが、院長の解答はこうだ。
Shimadzu compay shimadzued in many ways.
もちろん shimadzued の訳は 島津った が正解。