医療ミスを繰り返す、”リピーター医師”への再教育カリキュラムができたそうな。
もちろん命に関わる仕事にミスは許されない。だけど人である以上、ミスというのは必ず起こるもので、それを如何に少なくしていくのか苦心しながら診療しているというのが、現実なのね。
でも、リピーターというのはどうも違うみたい。少し古いけど、ここの「リピーター医師」のとこに書いてあることは参考になるかと。
少し引用してみるとこんな風。
「日本医師会は73年に医師賠償責任保険制度を設けた。患者側から100万円を超える請求を受けた事故は年間300件前後あるという。このうち、73~95年に5回以上事故を起こした医師は16人、4回が22人、3回が82人、2回が391人の計511人」
今回のリピーターというのは、とにかく「あいつヘマ繰り返してるぞ」って思われた医者全部ってことみたいで、けっこう摘発される側からするとハードルは高そうだけど、まぁ患者からすれば当たり前すぎること。むしろ今までミスを繰り返している件数が300以上もあったのに、医師会や行政がほっておいたのねってのは不思議だよね。
程度の差はあるにしても、患者が受ける被害を考えれば、かなり遅い対応かと。
患者 「もう少しまじめに患者の苦しみを考えてください」
リピーター「はい」
患者 「患者の声が心に響いてますか」
リピーター「はい」
患者 「ほんとに響いた?」
リピーター「はい、ほんとに心にリピータ」
患者 「…反省してないでしょ?」
リピーター「はい」
リピーターってほんとに困った、かつ変わった医者かなと。そうならないよう、日々の精進を胆に銘じて今日のメモ終了。