アンパンマンの”バイキンマン”に慣れす過ぎたせいか、バイ菌という漢字はどう書くのか忘れてしまった。パソコンで変換してみると”黴菌”と出てくる。かなり難しそうな字だ。よく考えると生まれてこの方一度も書いたことのない漢字だった。
この生き物、堅苦しい字の割にはどこにでもいる。医学の”い”の字を知らない小学生でも手にバイ菌がついていることぐらいは知っているだろう。バイ菌の”ばい”の字も知らない医者も机やドアやお札や、日常生活のありとあらゆるところにこの生き物が生息していることぐらいは知っている。
だが生活のどこら辺りに多くいるのだろうか。今回、韓国の消費者保護団体がそれを明らかにした。
短いネタ元だ。太木数子さん風にズバリいうわよ。
1位。ショッピングカートのハンドル:(1100)
2位。インターネットカフェのパソコンマウス(690)
3位。バスのつり革(380)
4位。公衆トイレのハンドルとドアノブ(340)
5位。エレベーターのボタン(130)
6位。電車のつり革(86)
括弧内の数は10平方cmあたりのバイ菌のコロニー数だ。ついでに8割ほどの人は手洗いの重要性を知ってはいるが、実際は5割ほどの人が面倒だと感じているという。
見ての通り、公衆トイレよりカートがダントツで汚い。ほとんどの人は知らないのじゃないだろうか。店主はショッンベングカートに改名するぐらいの決意を持って客の注意を喚起してもらいたいものだ。
それはさておきお国の事情が違うから、この国で調査したらまた違う結果になるんじゃなかろうか。
スタッフ「というと」
院長 「やはり一番はドアだろう」
スタッフ「というと」
院長 「バイキンだろ」
スタッフ「はい」
院長 「だったらライブドア」
スタッフ「ズバリ、”バイバイ金”ですか」
駅の階段の手摺なんか多いと思います。
いろんな人が握っているので。
そういう意味では院長の心もバイ菌が多いですな。
いろんな人に弱みを握られているので。