昆虫が好きだ。小さな身体でよくもまぁいろんな動きができるものだと感心する。まるで小さなコンピュータが身体に埋め込まれているようだ。
だが背中をつまんでひょいと持ち上げると不格好に足をばたつかせる。夏ともなれば殺虫灯の光にむなしく焼かれていく。はたして彼らは器用なのだろうか。
あるマイクロシステム装置が埋め込まれればもうそうした疑問も湧いてこなくなるだろう。なぜなら昆虫たちはそれでリモートコントロールされるようになるからだ。
どれくらい器用になるかというと、「100m離れたところに位置している特定の目標の5m以内」に近づくことができ、かつガスセンサーやマイクロフォンやビデオを使ってその付近の情報をもたらしてくれることができるのだ。
米国国防総省の防衛科学者たちが始めようとしている研究で、彼らによると昆虫がサナギのときにマイクロシステムを挿入すると、変態のときそのマイクロシステム周囲の内蔵が再編成されあるいは傷が治り身体のなかにしっくり収まるという。やがて成虫になったときにそのシステムでコントロールが可能になる。つまり軍事用昆虫というわけだ。
ほかの科学者たちはバカバカしいといっているようだし、かなりキワものっぽい臭いがするが、まぁ実際のところはどうなのか判断に困るというのが正直な感想だ。
ただ分かるのは戦闘のために動員される虫さんたちも気の毒だなということぐらいだろうか。
院長 「ホントにかわいそうだな」
昆虫 「いいんです」
院長 「もう少し器用だったら人に捕まらずそんなことなんかしなくてもよかったのに」
昆虫 「いいんです。もともとブキ用ですから」
ネタ元
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/4808342.stm
軍事用昆虫は登場するのか?
そんなの、嫌だな。
芋虫系のものが、どうしても駄目です。蝶々も駄目です。
何もしなくても、すでに武器です。
カマキリやカブト虫、ゴキブリは素手でいけるんだけどなぁ。
しかし、さなぎの時に埋め込む??って、凄い発想ですね。
ゴキブリを素手でいかれる剛気ブリには深く感銘しました。
ありがトゥーございます。
ゴキが出たら、退治にいきます。
蜘蛛も管轄です。