上の映像をご覧になった方も多いだろう。1976年に惑星探査機バイキングが火星の表面を撮影したものだ。人の顔にも見え、あるいは知的生物の建造物かと物議を醸し出してきた代物である。
この場所を欧州の火星探査機 Mars Express が さらに詳しく捉えたという記事があった。下の画像がそうだ。
実はNASAの探査機が1998年と2001年にも撮ろうとしていたが、うまくいっていない。この場所を撮るのは容易ではないのだ。というのは火星緯度41度に位置し埃やモヤに包まれているからだ。
今回、何回かのチャレンジで1ピクセル当たりおよそ14mの高精度の画像を撮ることに成功したという。
得られた映像を見て科学者たちはここ何年も主張したことにさらに自信を持った。
いわく、「顔なんかじゃありません。やはり地表が隆起したものです」
だが顔だと考えている人たちは違った風に考えている。知性を持った生物が造ったピラミッドのようなものか、あるいは文明の名残ではないかというのが彼らの考えだ。
だから地理的変化が生み出した錯覚だと言い張る科学者たちは、なにか隠しているに違いない、そう彼らは信じていた。
そして今回の映像を見て彼らの確信はさらに深まっている。
いわく、「あなたの近親者の顔が大きく広がって造られていたら、近づいても誰だか分からないし、ましてや人の顔なんかに見えないでしょ?」
ネタ元の記事はざっとこんな具合だ。記事から推測するとかなりの風が吹いているのだろう。それがシャッターチャンスを邪魔しているのだ。
火星の隆起が長い年月で削られた可能性が高いとは思うが、一方で顔だと考えている人たちの考えも分からないではない。火星人ではなくともどこかの異星人が建てたという可能性もゼロではないはずだ。
風の下でどんなドラマが展開されていたのか、答えは火星の風だけが知っているということなのか。
院長 「とはいえ、こんなドラマでは絶対ないと思う」
スタッフ「そうですね」
院長 「火星風は見た、というドラマでもないと思う」
スタッフ「そうですね」
ぎゃははははーーーっ!この顔があのおばちゃんの顔だったら最高ですよね~。
もしそうだったら、この顔がある原っぱを市原と名付けましょうね。