母音

 名前で、その人のセクシー度が上がったり、下がったりするかもというニュースより。
 言語学者がやった実験で、ネット上でいろんな人の顔写真を載せて、”艶っぽい”かどうかを閲覧した人に聞いてみた。ただしその写真の名前はデッチ上げのもの。


 ここの記事とは関係ないんだけど、まず母音(vowel)には前(front)と後ろ(back)があるとの理解が、このお話にはぜひ必要みたい。ここら辺りを見ると分かるけど、前というのは唇が丸くならないもので、後ろは丸くなるものをいうらしい。”あ、い、う、え、お”、というのが母音だから、”う”と”お”は後ろ母音、”あ”、”い”、”え”は前母音ということになるのね。
 まぁボインは前だけにしかないと常々信じてた人は、女性を見る目をぜひ変える必要があるかもしれない。
 で、男性では、この前母音の名前の人-たとえばマァート(Matt)さん-の方が、後ろ母音-たとえばポォール(Paul)さん-より魅力的に感じられるらしく、逆に女性では、後ろ母音の人の方が魅力的に見えたらしい。
 前母音の方が、なんとなくやさしく聞こえるのがこの結果になったのかも、という推測はあるももの、なんでそうなるのかよく分からない、というのが結論。
 もちろん最後に書かれているように、「悪い名前でも魅力的な人は、いい名前の魅力のない人より、魅力的」というのは、当たり前のことだよね。
院長 「この研究の目的がよく分からないんですが」
研究者「アホだからです」
院長  「そもそも、”悪い名前で魅力のない人”には気の毒じゃないですか」
研究者「院長みたいな人ですね」
院長  「違います。院長は、”イ”だから、悪い名前じゃないです」
研究者「違います。ある”イ”、名前です」
院長 「…魅力については、いうまでもないと」
とまぁ、少しボーインなメモで、お盆休みに突入します。

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