冥王星が惑星から外されたことに関して、二つだけ感想をメモしておきたい。
まず残念だ。
以前「惑星」と題したメモを見ればその意味は理解していただけると思う。賞味期限の切れた腐れメモなどだれも見るはずもないことぐらい心得ているので、一部抜粋してみる。
宇宙は神秘に満ちあふれている。
太陽系の惑星もそうだ。1979年から1999年までの20年間は”水金地火木土天「冥海」”だったのだが、冥王星の軌道の関係で今は「海冥」に戻っているのだ。だから学校で教わった知識でその人の年齢を推定することができる。
小学校の高学年で教わるとすると、およそ10才。99年から今年までに経過した6年を計算に入れると”水金地火木土天「冥海」”という人は16才から36才ということになる。一方「海冥」と唱える人は皆、36才以上だ。
だから若く見られたい人は「冥海」とうそぶくのも一興だろう。もしウソがバレれば、あわててこう言い直すのだ。
”水金地火木「動転海冥」”
冥王星がなくなったということは、年を誤魔化すための術が一つ減ったわけだ。残念な限りである。
二点目。科学の偉大さを再認識させられた。
もう一度惑星の名前を見て欲しい。天王星、海王星、冥王星と土星から遠くは皆、天がついている。つまり天が住まわれるところなのだ。それをいとも簡単に消してしまうなんて、その偉大さが分かろうというものだ。
そもそも今回の騒動は小天体がいくつか見つかったことに端を発する。そうなると小さな星である冥王星が邪魔になってくる。
選択肢はいくつかあったようだが、結局小天体を惑星と認めないことを科学者は決めた。ここ数日間、科学者から目を付けられた冥の王の不安はどれほどのものだっただろう。
だが科学者が冥王星に目を付けた時点で、結論はすでに出ていたのだ。
目を付けられた冥の王は、瞑するしかない。
【瞑する】 目をとじる。(安らかに)死ぬ。(岩波国語辞典)
冥の王は地球の人間の決めることなんか気にも留めないのではないでせうか?
わたしの知人に太陽系の惑星の名前は?と聞かれ「月月火水木金金」と答えた阿呆がいます。
土日がないなんて、働きすぎの人なんでしょう。
質問を 「workせい」 と勘違いされてたんじゃないでしょうかね。