プロモーション

 何周か前に”体験型口コミプロモーション”に登録したことをメモしたが、その後主催者からとんと音沙汰がなかった。参加しているほかのブログを見てると、すでにグルメものなどの”ブツ”が送られてれてきているようなのだ。
”そのうち紙オムツの体験依頼がある”と茶化すカミさんの言葉にもすがり始めていたときだった。昨日初めてのオファーがあったのだ。
 せっかくだから届いたメールの一部ご覧いただこう。



▼プロモーション概要
隅田川・東京湾周遊の屋形船「屋形船濱田屋」の、少人数向けプラン「乗合(のりあい)屋形船」に実際に乗船し、そのレビューをブログ記事として投稿していただきます。
なお今回は、B-Proレビュアーの方に加え、同伴者1名様も無料でご招待させて頂きます(ブロガーでなくても可)。お友達やご同僚、カップルで乗船頂き、乗合屋形船の様子を多くの方に伝えてください。
※2006年9月8日(金)19時に、東京・晴海の「晴海・月島桟橋(朝潮小型船乗降船場)」にお集まり頂ける方のみご応募ください。出船は19時30分、帰港予定は22時となっております。
※集合場所までの往復交通費・宿泊費などの費用はご負担ください。

 もちろん東京に住んでいればよろこんで参加するだろう。だがここは映画「日本沈没」で首相専用機が墜落した九州なのだ。 
 さっそく頭のなかでソロバンをはじいてみた。
 九州から東京までの費用とロハの屋形船を天秤にかける。クリニックを休んだときのマイナスとロハの屋形船を天秤にかける。
 どうしても屋形船の方が上に上がってしまう。
 飛行機が墜落したとき同行するカミさんが受ける損傷とロハの屋形船を天秤に掛けたときの屋形船の沈みを加えても、やはり屋形船が上に上がってしまうのだ。
 仕方ないが、今回は見送るしかないだろう。次回はおいしいプロモーションがあるに違いないと信じよう。
 ということで最後に一句。
「プロモーション、欲に棹さす屋形船」
                    次回を待つ尾芭蕉

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