世の中、願えば叶うものだ。たとえばこのサイトの表紙にある立方体をどうしても動かしたかった。最初ヒモをつけようかと思ったが画面がつるりとしていてつける場所がみつからない。それでもなんとかやっていると動くようになったのだ。
もちろん人様が動かしているのを真似ているだけで原理はよく分からない。いまでも画面の裏でボタンと立方体がヒモで繋がっている可能性を完全には否定しきれていないぐらいだ。
それと同じようなことがワシントン大学で起こっている。なんと人が”思う”だけでロボットが動くというのだ。
頭から出る脳波をロボットに使えることで実現しているという。この脳波は脳の表面近くから出されるものでセンサーを装着するだけで拾うことができる。それを線を通じてロボットに伝えるらしい。
ネタ元にはビデオがあるから見ていただければさらに理解が深まるだろう。
なんとなく動きがギクシャクしていて、さらにはビデオの編集が悪いのか仮面ライダーがジャンプするときの不自然さを醸し出しているのだが、もちろんウソではない。
まだまだ前進と物を掴む動作しかできない段階にあることとビデオ編集者が下手くそだということの証なのだが、それでもすばらしい技術の第一歩が踏み出された瞬間なのだ。そのうち自在な動きができるようになり、さらには有線から無線のロボットが登場していくのだろう。
ただ素人ながらこの技術の行く末に若干の不安を抱いている。昨日と同様、思考実験の結果、気づいたのだ。
頭の奥底で活動する深層心理をロボットが感知するようなことはないのだろうか。
昨日と逆で今回の被験者の性別は男性にしよう。
職場なり学校なりで彼はある女性に恋心を抱く。不器用だけど愛嬌のある振る舞いが気になる。けっして美人ではないけどやさしい笑い顔が頭から離れない。
そのうち彼女への思いは深まっていく。声をかけたいがかけられない、彼はいるのだろうか、趣味はなんだろう、住まいは一緒の方向にあるのだろうか。そして彼は恋の病に陥ってしまうのだ。
告白したい。でも振られるかもしれない。彼は悩んでいた。そのときだ。彼のロボットが彼の深層心理をキャッチして勝手に彼女に告白する、なんて事態は起こらないのだろうか。
ロボット「あなたの脳波を感知しました」
彼 「え?」
ロボット「コクってきました」
彼 「ええ?」
ロボット「あなたは不器用でブスですと伝えてきました」
彼 「はぁぁぁ?」
ロボット「あなたのNo、はぁぁあを感知しました」
今から忘年会に行かねばならず、急ぎアップ。
毎年この時期になるとこんな具合に適当にメモしているような気がする。
ネタ元
Researchers demonstrate direct brain control of humanoid robot
脳波を感知してロボットが自分の代わりに動く・・・
となると・・かなり危険ですね。
若い女性を見ると困ったことをしてしまいそうです。
ロボットが困ったことをしても、自分はあんまし面白くなさそうだしな~。
まいったな~・・←いや、オレが参ることないか?
そうはいってもマイルドに参るんです。