ものを認識するのに人とハトは同じような視覚的なきっかけを使っているという。こうした研究はロボットに視覚的認識をもたらすための基礎的な研究にもつながるらしい。
記事をよく理解できないのはいつものことなのだが、今日はいつにもましてあやふやだということを前提にメモに入りたい。
理解するためのキーポイントのひとつと思われる段落(5段落目)があるのでまずそこを意訳してみる。
「たとえばAAの文字を下から見たときだけAAと認識できる人がいるとすれば、その認識にはなにが起こっているのだろうか。下から見るということはAのという文字の角が見えず、角についての情報が見えないということで、そのときだけ分かるということは見ることのできる輪郭は円形のものだけかもしれない」ってなことが書いてあるような気がする。
この文を読んで正確に分かったはこの記事を紹介しようとした認識に誤りがあったというだ。正直よく分からない。
だがそれでもいい。なぜなら関心事はAAの文字の見え方にあるからではないからだ。先を続けたい。
研究者は3羽のハトに4つの形を認識できるよう訓練した。アーチ状のもの、円筒形、積み木状のもの、それとくさび形だ。
それらの違う部位を部分的に見せ、果たしてそれがもとのどの形なのか分かるか試してみたところ、ほとんどが角の情報だけで認識可能だった。それだけでなくイメージの陰の情報よりもより役に立っているらしく、それは人でも一緒だった、というのが結論のようだ。
難解な記事の紹介が終わったところでようやく本題に移るとしよう。
やはり注目すべきはハトだろう。写真は実験中のハトさんだが、動物を使う実験としてはあまり見かけない光景のように思える。きっと映し出されるピースに対し、くちばしかなにかで答えているのだろう。忠実に食い入るように画面を見つめているハトさんをみてるといじらしくさえ思えてくる。
だがふと疑問がわいてきた。本当にハトさんは形を認識できているのだろうか。
ハトさん「ちゃんと画面のピースに反応してます」
院長 「本当にそうなの?」
ハトさん「マメにピースを取ってます」
院長 「マメにピース取る?」
ハトさん「…」
院長 「マメにピストル?」
ハトさん「実は、ハトにマメ鉄砲です」
…なんてことないか。
研究者はハトにもっと分かり易いものをみせなきゃだめですよ。
ハートのマークとか・・・
驚かすようなものを見せたら、ハッとポッポになりますかね。