科学系サイトを自認しているが、どうも最近しっくりこない。問題を深く展開できてないような気がする。きっとむずかしいテーマを扱いすぎているからではないだろうか。昨日など自分でも全く理解できない量子論を扱うということまでしでかしている。
これは反省しなければいけない。ということで今日のメモは誰もが知っているキリンについてだ。
だがどうしてキリンの首が長いのか、ということではない。この問題はすでに決着を見ている。ゾウさんの鼻と一緒で、キリンさんの首が長いのは、そう、おかあさんも長いからだ。
問題はなぜあのように長いのに首を上げたとき気絶しないのか、ということだ。
キリンたちは地面近くにある頭をおよそ4mの高さまで1秒から2秒で持ち上げることができる。人がこれをやればまず気絶するだろう。
そのメカニズムはこうだ。
キリンの頭が地面近くにあるときは血液が多量に頭にあり、そこでの血圧は通常の二倍になっている。頭を持ち上げれば血液がすーっと出ていくが、脳の血流を保っているため気絶せずにすんでいるという。
どんな状態か経験したい人はしばらく逆立ちをしてみればいい。そのあと急いで起きあがるのだ。そのとき頭に十分血が行かなければ気絶することになる。
かつて科学者たちはキリンの首にある血管が心臓からの血液を吸い上げることで頭に送っていると考えていた。だが人の二倍ほどの血圧をもたらす強力な心臓から送り出されていることが分かったのだ、ってなことがネタ元で述べられている。
なるほど勉強になった。だが逆立ちができないものとしてはそう気にしなくてもいいような気もする。
ただひとつ気になることがある。どうしてキリンの首の血圧を測れたのだろう。あるいは間違った説だったとはいえ、どうしてキリンの首の血管が血液を吸い上げているということを推測できたのだろう。キリンの首を触る以外には不可能ではないだろうか。
首を触られたキリンはきっと驚いたことだろう。それでも研究者たちはキリンを押さえつけながらデータを集めたのだろう。
研究者の努力には頭が下がる。だがキリンもさぞかし嫌だっただろう。なにせシンボルの首をないがしろにされるのだから。
その情景を想像しているとふと疑問が湧いた。この驚いたキリンは、そのあとどういう行動に出たのだろうか。
スタッフ「分かりません」
院長 「首を触られたキリンはゲッと驚く」
スタッフ「それで」
院長 「その首に触れる」
スタッフ「ふむふむ」
院長 「だから、ゲ、キリンに触れたのではないだろうか」
スタッフ「なぞなぞサイトに向かいつつありますね」
げっキリン・・はともかく←ここは笑わないとマズイとこじゃないか?
高所恐怖症のキリンがいたらかわいそうだよねー。
tamakitiさん>
”ともかく”はやめてください、”ともかく”は。
メモするときは、何にしようか、ともがく院長を、アホとも書くかもしれないけど、ともかくマジめにメモしてるんですから、ともかく、”ともかく”はやめてください。
そんな話はともかく、いつもコメントありがとうございます。