ちょっと医療事務プログラムのグレードアップをしなくちゃいけなくなったんだけど、その作業中に思ったメモ。
去年まではなかった医療保険の制度に、高齢者保険というのがあるのね。説明すると結構めんどうなんだけど、要するに70才以上の老人保険じゃない人を対象に給付されるもの。
この保険、負担率が人によって違うようになっている。
具体的にいうと医療費の2割を負担しなくちゃいけない高齢者と、1割の負担ですむ高齢者がいるわけ。で、どんな人が2割負担かというと、たんさん収入がある人。つまりお金持ちは多く負担しなさいってことなのね。
まぁそれはそれでボクとしては納得してるんだけど、それはさておきこのシステムが実施されるとき、たとえば年度の終わりの税金のやりくりなんかで負担率の差の調整をやるのかなぁって思ってたのね。
でも実際は健康保険証に1割と2割の印鑑が押されることになったわけでして。つまり2割の印鑑がある人は高収入者というわけ。
生活保護とか母子家庭の人のように社会的弱者と呼ばれる人に援助をするため、その旨を書いた書類というのは、いろいろあると思うけど、「この人お金持ちなのよ」というメッセージを伝える公の書類とかいままであったのかしら。
なんとなく違和感があるんだけど。
でも2割の人は2割の人で、なんで負担が多いんだって、それなりに不満があるかもしんないね。そんな人のために、待合いに2割の人だけの特別席を作ったりしたらいいかも。ふかふかのソファとか、コーヒーサービスとかもしてね。
で、席のところにの名札はこう。
「にわりの方のにんワり高齢者席」
これ見たら、やっぱにんまりすると思うんだけど、どうだろう?