科学ニュースより。
「負傷しても戦い続けられる」軍事医療技術に米国防省が力を入れているそうな。
「たとえば、負傷する前に服用しておく鎮痛剤、目の血管の色で神経ガスなどを吸い込んだかどうかを見分ける眼球スキャン機器、電気的な刺激で皮膚の修復を促進する絆創膏(画像)などがある」
確かに手術後の痛みの管理なんてのは、痛みが起こる前にいろいろ痛みを押さえる処置をするのがいいってことになってるから、「負傷する前に服用しておく鎮痛剤」なんてのは、なんとなくそれもありかなぁって気もする。ガスを吸い込んだかどうか早めに分かるに越したことはないだろうし。
でもね、「負傷した兵士は―重傷でない場合―その後も最大で96時間にわたって、戦場に残って戦うことができる」ことを目的としてるようなのね。
まさに軍人さんの発想だね。負傷時に早めに医療的処置を受けられるのはいいとしても、引き続き闘うためじゃ、兵隊さんもなんとなく納得いかないだろうなぁ。バカバカしくて処置を前もって受けない兵隊さんだって出てくるかもしれないよな。
負傷兵「隊長、撃たれたんで、帰っていいスか」
隊長 「お前、鎮痛剤飲んでないのか」
負傷兵「飲んでられんスよ」
隊長 「あ、それじゃあ逮捕」
負傷兵「罪状はなんスか?」
隊長 「モチ、鎮痛罪」
うーん、やっぱり納得がいかんなぁ。オチもだけど。