宇宙のかなたに巨大なダイヤモンドが浮かんでいるというニュースより。
なんでも寿命がつきかけた星がダイヤモンドの成分になったようで、月よりも大きいものだという。この話、スタッフにしたら、「そんなの、落ちてこないんですか」とのことだった。
たしかにそんなでかいダイヤモンドが浮くこと自体、不思議といえば不思議。
で、思い出したこと。このダイヤモンドの価格というのは、あるひとつの会社がほとんど独占してるのね。とうことは需要とは関係なしに価格が決まり、つまりは大したものでもないものに高価な値段がつけられていることだってあるということ。
学生のころにこのことを実感させられることがあった。
一親等の女性から、なにかあったら使いなさいと、ダイヤを譲り受けたことがある。本人曰く、ン百万円だという。
ハ、ハァーとひれ伏しながら頂戴したんだけど、おなかが空いたら食べなさいと、サルにバナナを与えるようなもの。当時、欲しかったパソコンがあり、そのダイヤはさっそく質屋さんへ運ばれる羽目に。
少なくてもン十万円ぐらいはなるだろうと値踏みしてたけど、そこのご主人の鑑定は5万円也。ダイヤの値段ってのはいい加減だと薄々知ってはいたし、どうせもらいものだから安くてもいいやとの思いがあったけど、この差にはさすがに納得できずに、そのまま引き返した次第で。
まぁ、くれた女性が騙されていただけのことかもしれない。いずれにしろ、小さなダイヤモンドの値段が浮いたり沈んだりという、宇宙に目を向けなくても不思議なことって起こってるんだなぁというメモでした。