結局昨日のCDは見つからないまま。”The Yellow Monkey” 通称イエモンというバンドのやつで、ボクらのバンドのメンバーが気に入っているやつ。一度演奏してみようということで、そのメンバーが推薦した二曲がコピーされていたんだけど。
イエモンってのは名前は聞いたことはあったけど、じっくり聴いたことはなく、最初聴いたときあまり感激がなかったというか、あまりおもしろくなかった。要するに感性になじまなかったのね。
でも、車の運転中とかになにげなく繰り返し繰り返し聴いてると、だんだんよくなってきて。
で、ふと納豆のことを思い浮かべたのね。あれって小さい頃食べなかったせいもあってか、大人になってもなかなかなじめなかったんだけど、少しづつ慣れていくとだんだんおいしくなっていってしまって。
どんなものを食べるのかってのは、国とか地域とかで異なるけど、この食習慣ってのは五,六才までに脳に刻み込まれるというから、そうした”刷り込み”に加えて、新しい味覚なんかについても少しづつ慣れるような遺伝子的なプログラムでもあるじゃないかしらね。
初めての味覚のものをなんでもかんでもパクって口にしちゃうと、コロって逝ってしまうことだってあるだろうし。
でも音楽みたいな、感性が絡む好き嫌いってのは、もちろんそんなこととは無関係なんだろうね。
イエモンを聴いてドザイエモンになるわけでもないしなぁ。
まこと感性とは不思議。