昨年11月から始めたHPが、クリニックのほうの「病気」のページをアップロードしたため、な-んとなく一段落したような気がして、今日院長室の大掃除を久しぶりにやった。とにかく本が場所を占め、収納場所もなくなり始めたため文庫本とか単行本とかを、三,四百冊図書館に引き取ってもらいに持っていく。文庫本はほとんどゴミ同然の扱いを受けるのだろうけど、100冊近い単行本は保存状態もよく、きっと命拾いして図書館でまた長生きすることになると思う。
うわさ
ガソリンスタンドで給油中のこと。窓を拭いてくれるというので締めると、おばちゃんと若い男の子が二人で拭き始めた。しばらくすると、なにやら布がガラスをこするのとは違う音がしているのに気づく。とぎれとぎれながらも聞こえてくる外の会話で、男の子のしゃっくりだと分かった。
注意力
スポーツジムの固定バイクでの話。女性に多いようだが、雑誌などを広げてこいでいる人が結構いる。いつもはよく読めるなぁと感心しながらこっちはガシガシこいでるんだけど、昨日ぜひ読みたい本が手に入ったので、どうせならと、初めて本を持ち込んでみた。
驚いたことに、部屋で読むのとあまり変わらないように文字を追うことができたんです。
で、今日のメモは注意力について。
昔、小学校でクレペリンテストというのをさせられたことがあったっけ。一桁の数字があらかじめ横に羅列してあり、その行は、一枚の紙の下の方までずーと印刷してある。合図と同時に上の列から隣り合う数の合計を列の下に書き、一定の時間がくると、次の行へ移るというもの。
あれって注意力なんかを見てるですよね。詳しくは知らないけど、普通の人は最初、うーんとがんばって、途中でへばり、また最後のあたりでがんばり出すんでしょ。
ネットでいろいろ調べたけど、この検査について分かりやすいサイトはここぐらいしかなかった。頭寒足熱は本当かということを、このテストやほかのもので評価してるんだけど。
でも昔だったらそんな違いなんてまったく問題にならなかったんでしょうね。なんとなく世知辛い世の中。
実際、そんな差なんて髪の毛の太さほどもないんじゃないかなとも思う。
注意一秒、毛がいっしょっ、ともいうしねぇ。
でもよーく考えると、やっぱこぎながら本を読む方が世知辛いか。二宮金次郎さんじゃあるまいし。
なんか注意散漫なメモとなりました。
ハスの実
今朝早く、以前からおつきあいさせて頂いている先生がやって来られた。福岡県の南にある地方都市で、ここ直方からは30分はかかるところに住んでおられるのだけど、なにやら近くに用事があったからついでに寄ったとのこと。台湾にいっていたから、そのおみやげを、ということで頂いたものは、ハスの実のお菓子。昼にスタッフととてもおいしく頂いたが、なにげなく、箱の裏をみると漢字、英語、日本語で説明が書いてある。
で、今日のメモは表意文字と表音文字について。
日本語では下のような内容が書いてあったんだけど、数えてみると中国語65文字、日本語118文字、英語166文字であった。比に換算すると1対1.8対2.5になる。いうまでもなく英語のアルファベットとか日本語のカナやひらがなは、それだけでは意味をなさない表音文字、漢字は意味を表す表意文字。日本語はどちらも使う言語となっているだけど、この比率からするとむしろ表音文字に近いものなのだろうか。
下の内容にはカナはまったく使われていないが、外来語のカナとしての日本語が増えている状況をみて、ますます表音文字化しているのかもしれない。
だからどうっていうわけじゃないんだけどね。でもね、出美留参上四露死苦なんて書くやつらがいるから、差し引きゼロっていう気もする。
ところで、もう亡くなられた自分が診ていたエイズ患者さんの思い出を、涙しながら話される先生の姿をみたことがある。ハスの花ことばを引くと、純真・清浄・高潔・ぴゅあな心
、と出ていた。
箱の裏に記してあった文章
「本品は天然新鮮なはすのみを主材とし、当社独自の技術で製造味付した製品です。合成保存料は一切使用しておりませんので、開封後は早日にお召し上がり下さい。直射日光が当たらない、開封後は冷蔵庫に保管してください。成分;蓮子、果糖、調味料。重さ、賞味期限は袋に表示しています」(正確に写しています)
酔歩
今日、あまりなじみのない土地へ遠出しなくてはならない用事があり、車で出かけたときのこと。途中道が渋滞していて、それじゃだいたいこっちの方だろうと、ヤマ感で知らない道を選んだのが運のツキ。ホントにわけの分からないところに出てしまった。
そのときふと思い出した。ランダムウォークってのがあったなぁ。酔っぱらいが一歩毎に前か後ろへ2分の1の確率でふらふらしていたら、さてn歩後にはどこにいるのでしょうかってやつだったはず。酔歩ともいうんだよな。
ランダムな歩きでも統計的にはある類推が可能(下記注)だというのが、この話の意外性なんだと思うけど、やはりランダムドライブには当てはまらないようね。
結局、かなり遅れての目的地到着になったんだけど、その用件というのは、ある方を最後に偲びに伺うというもの。ランダムウォークしていたボクの人生で、わずかにご一緒した方だったけど、ランダムウォークしていただけに、非常にご恩を頂いた。
ご冥福をお祈りします。
(注) n 歩後の酔っ払いが,前後にズレている程度はnの1/2乗
礼儀
今日ある案内の往復はがきが届いた。2月の某日にビールパーティなんかするぞ、と印刷されてあり、その下に女の子の写真が張られその横に手書きの文が書いてある。(参照)写真も紙で、なにかの雑誌からパソコンで読みとり印刷したようなもの。
普通こんなの送られると、なぁにこれって思うよね。で今日のメモ。礼儀ってなぁに。
おいさん
自転車のコースの一つに片道20kmほど行き、あまり車が通らないところを周回するものがある。今日はそこで練習。坂道も適当にあり、非常に気に入っているのだが、その登り坂での話。車道を登っていると、先のほうに小学3,4年ぐらいだろうか、男の子が二人、歩道をチャリで登っているのに気づく。平地であれどこであれ、横をボクが併走すると自転車に乗っている子供たちはうれしいらしく、大半がペダルの回転を上げ、ついてこようとする。一つはボクみたいな大人が自転車をこいでいるのがおもしろく、一つはあまり見慣れないバイクシャツやバイクパンツというのが、彼らの興味を引くんだと思う。ボクもそんなチビたちを見てると愉快で、だいたいがスピードを落としてほどほどに相手をしてやっている。
有楽町
昨日は看護学校の講師会で、またまたたっぷりアルコールにありつけた。ここ直方市というのは”黒ダイア”で栄えた街で、夜の繁華街にも有楽町という粋な名前がついている。そこは昔のなごりで、店の数だけは多いのだが、景気の影響で心なしか寂しい感も。微力ながら、少しでも活気の回復に役立てばと思い、会終了後一人で有楽町を散策した。そのときの話。
ストリートミュージシャンが一人で演奏していたので、開いてあるギターケースになにがしかのお金を入れて聴いていたら、彼がボクのことを知っているという。昨年の夏の山笠のとき、一緒に山車を引いたとのこと。たしかに最近にしては元気がよく、礼儀も正しい若い連中がいたのは覚えていたが、彼とは分からず、それでもとてもうれしく演奏を中止させ、彼を引っ張り回しどこに行ったか定かでないほど、飲み歩く。
絵文字
今日で6連休は終わり。年末の風邪を引きづったままでなんとなくすっきりしない日々だったが、結構読書にいそしむことができた。で、今日気づいたこと。
会話のなかで無言や躊躇を意味する「…」とか「-」とかは、はたして絵文字じゃないのだろうか。
「」なんかは会話ですよということを意味する記号だけど、「…」とかは、”黙っているんですよ”という状態を表現していて、今はやりの絵文字と同類のものだと思うんだけど、どうでしょ。