サーバーを知らなくてもこのメモを読んで「る人は、サーバーを使っている。サーバーとはなにか、サーバり分からなくても知らず知らずのうちに使っているのだ。
英語では”server”と綴る。つまり給仕人。ようするにネット上で利用する人々に使える”給仕人”なのだ。
このメモには、その給仕人が今3人もいる。
最初の給仕人はネット回線として利用しているある大手の電話会社にいた。その給仕人がホームページの手伝いをするけど、どうですかとうやうやしく提案してきた。それも無給でいいという。
街の路上で配られるチラシはこちらから手を出す方だ。もちろん無料だからだ。そんな人間がホームページを利用しないわけがない。
だが給仕人とは名ばかりで、かなり横着なのだ。大手の給仕人というプライドがあるのだろう。いろいろ命令しても、それはできません、あれはできません、と拒否し続ける。
だからほかの給仕人を探した。とはいえ最初の給仕人はそのままだ。というのは新しい給仕人に一から教えるのは大変な苦労があるのだ。だから最初の給仕人はホームページをいまだ管理している。
幸いなことに次に見つけた給仕人は結構いうことを聞いてくれた。だが院長のように器量が狭い。束になったメモ用紙を託していると、もう持てないといいだす始末だ。それになにかいいつけるたびに小銭を要求する。
困ったものだと悩んでいたとき出会ったのが今の給仕人だ。
ほとんどどんなものでも持ってくれるし、いうこともそこそこ聞いてくれる。結構gooで気に入っている給仕なのだが、でもまだ全部こちらのいうことを聞いてくれるというわけではないし、彼も小銭をせがむ。
ということでどうせ小銭を出すならもっといい人をと、今日、新しい給仕人を雇うことにした。
10日間だけのいわば試用期間だ。
でもこのままじゃ、給仕人が4人もいることになる。せめて半分にしないとこちらも気苦労が絶えない。だれになにを預けたか分からなくなるときがあるのだ。
もう少し整理した方がいい。半分にすると、サーバサーバするような気がする。
給仕人制度があればいいなぁ。
何かする度に『さぁ、バーバリィを下さいな』みたいな。