SEIKOのアナログ時計の表示が10時8分42秒だということについての2月12日のメモの続き。
JavaScriptで作ってみたら、いろいろ分かってきたような気がする。
12日の時点では(手計算では長針の角度が間違っているみたい)長針、短針、秒針のなす角度はなんとなく1:2:4だなぁとしか分からなかったけど、意外や意外。この比率に近い時刻というのはなかなかなさそうだということ。実際代入してみたら分かるけど、秒針を1秒進めても送らせても、この比率から大きくずれていく。
この件について、以前は8時20分5秒くらいだったとのメールを頂いたのでついでにやってみると、8時20分3秒あたりで、およそ1:1.25:1.25の比になるから、感じとしてはそちらかなぁとも思う。
だからどうしたというわけじゃないけどね。
でも実際のところどうなのか、気になるので来週SEIKOの広報に訊いてみようっと。
ところでこのJavaScriptというのは、オブジェクト指向とかいう概念の上に成り立っているらしい。どうも大勢で作り上げるプログラムのために考え出されたコンセプトのような気がするのだが、本を読んでもなんとなくしっくりこない。
オブジェクトというのは会社でたとえれば、社長さんとか課長さんとかいうものになるらしく、それぞれの役目を決めて、それにいろいろ仕事をさせるということらしいのだが。うーんよく分からない。
たしかにいままで扱ってきたプログラムとは、なんか違う。同じように会社にたとえれば、いままでのは机がいっぱいあってそれぞれの引き出しに役目を入れて、必要なときに取り出すという作業をしていたような気がする。
でもこうまでいわれちゃ、参ってしまいそう。
「オブジェクト指向の考え方は、オブジェクトがはじめから問題領域に存在していてそれを拾い集めてくればいいとは考えません。まず認識する主体が存在します。この主体に認識されてはじめてオブジェクトになります。(中略)この主体と客体を分離して考える二元論的考え方は、(中略)西洋哲学の特徴であり」だから日本人にとってはむずかしいということらしい。
これはある本のコラムに書いてあったものだけど、うーん、ますますマスマス益々分からない。
でも日本人独特の、「無理は分かってますが、そこんとこをどうかよろしく」思考があるではないか。社長さんに対してでも無礼講という作法があるじゃないか。ってな風に無意味に開き直っても、進歩は望めないのでしょうね。
結局分からないとこは、いろんなとこからお借りしながら進めてていくしかないのだろうな。上級者のコメントなんかを見てると、多くの人がそういう道筋をたどってきたようだし。
いっそうのこと、こんな過程を、オンブジェクト指向とでも命名したらよさそうなものなのにねぇ。