’06年6月6日と6が三つ並ぶ明日は西洋人にとっては意味のある日だ。映画「オーメン」で有名な666の意味するところは邪悪の象徴だからだ。
この666に関する記事があった。
「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である」
この黙示録にある表現にこの迷信は端を発する。
米国では666号線のいくつかは名称を変えられているし、レーガン大統領が引退後購入した家の666番地も変えられるなど未だに根強くこの数字は忌み嫌われている。
だがそれは黙示録の誤った解釈によるものだ。問題は”獣”だ。英語では beast という単語なのだが、これは悪魔のことではなく他の意味があるのだ、ってなことがネタ元には述べてある。
西洋文明にはとんと縁がないため正直なかなか理解しがたい。それに黙示録にあるような知恵もなければ賢くもない。端的にいえば似てるようで異なる言葉の解釈が生み出した因習ということになるのだろう。
そういえば東洋では四や九が忌み嫌われる。個人的には学生の頃いやいや出されたシク題を思い浮かべるのだが、多く人は死や苦を想像するようだ。
こうした東洋的な視点が666の解釈に一役買わないかなのか、考えてみた。
似ているようで異なることがことの真相だ。
考え続けた。穴があくまで数字を見つめながら考え続けた。
だがやはり知恵もなければ賢くもないから分からない。
こうなれば知恵もあり賢くもあるみなさんの意見を聞きたいものだ。”似ているようで異なる”がことの本質だ。穴が空くまで下の数字を見つめながら考えて欲しい。
六穴六
ネタ元
june 6 focuses attention on 666 superstitions