詐欺

 先日英文メールが届いた。ナイジェリアからのもので、投資話に参加しないかというもの。詐欺っぽいのがバレバレなんだけど、なんだか憎めない。ネットで検索すると、このナイジェリアから”お誘い”というのは1970年代からあるようで、由緒あるメールを頂いたということなのかしら。


 ここのリンクのとこにはたくさんの”お誘い”の話が紹介してある。登場人物は、アバチャ大統領、大統領未亡人、ビジネスマン、公務員などなど。基本的な構成としては、ナイジェリアにいるそうした人たちの周りに莫大なお金があるけど、なんらかの事情でそれを手にすることができない。第三者の力を借りればお金を自由にすることができるから、手伝いませんかというもの。第三者は外国の人である必要があるときもあれば、そうでないときもあるみたい。
 今回送られてきたものなんか、バークリーさんの親近者にならなくてはいけないみたいで、ちょっと無理があるかもね。
まぁそれはさておき、このリンクはそのお話について、点数評価をしてるのね。ちなみにこのメールは50点。最高で90点で、10点というきびしい採点もある。
 じゃあ、こんな”お誘い”なら何点ぐらいもらえるのかしらね。
拝啓
私は、あなたの国の環境庁にあたる業務を担当している公務員、アリスといいます。
面識もなく突然のことで、驚かれたと思いますが、お互いの利益のための、非常に緊急でかつ内密なビジネス提案をあなたにしたいと思います。
1997年6月6日に、ナイジェリア国営企業、アメリカオイルコンサルタントが石油調査のため、ある河川にソナーを当てていたとき、乗用車の大きさほどのものが底に沈んでいることが分かりました。コンサルト会社は、そうしたものには興味がなく、別の箇所の調査に移りましたが、たまたまその船に乗り合わせていた私は、その価値を見抜くことができました。
というのは、アバチャ大統領の隠し資産が、その河川に投げ込まれたとの話が庁内で流れていたのです。もしそうだとすると、私の見積もりではUSD$25,000,000.00
(2500万ドル)ほどになります。
ナイジェリアの法律によると、公の工事として河川に着手すれば、お金は拾得物になり、ナイジェリア政府の所有権に戻ることになります。そういう事情で、私の提案は、私が、外国人としてのあなたに、この果実が何人かの堕落している政府官僚の手の中に入らないように、海外企業として基金を設立し、そこが河川保護の名目で河川に着手するようにしてほしいのです。
基金の名前は、アリス川基金を考えています。

昨日は久しぶりに大酒をあおってしまって。おかげできつくてきつくて仕方ない…という状況で、英文訳したので、少しくらいの間違い許してね。

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