社交飲酒

 社交上お酒を飲む人の方が収入が多いという記事があった。
 まったく飲まない人に比べて男女おしなべて10%から14%稼いでいるというのだ。たしなむ男性では7%も給料がいい。


 その理由について調査をした米国の研究者の見解を列挙してみよう。
「お酒のつきあいは資本づくり」「お酒はネットワークやいろいろな関係を作り出し、それがよりいい給料をもたらす」「人間や仕事あるいは技術を知る場でもある」「3本のビールは明日への活力」
 最後に個人的な見解を交えてみたが、ざっとそうした意見だ。
 もちろん社会的に飲酒を押さえようとする風潮に対抗していることも、研究者らは承知し反論を用意している。
いわく、「禁酒運動は酒飲みの喜びを奪うだけでなく、稼ぎも減らしているのだ」「1920年から1933年の禁酒法時代を見れば分かるように、禁酒はこっそり飲むことを促すだけだ」「ビールの隠し場所はごまんとある」
 最後に個人的な見解を交えてみたが、ざっとそうした意見だ。
 正直二つを除いてここで紹介した見解を押していいものかどうか判断に迷う。
 でももし本当なら、飲めば飲むほど金がたまるということになるのだろうか。六本木ヒルズに入っている長者たちも、夜の社交場から得た小さな情報なり小さな関係性を酒の場を借りてどんどん大きくしていったとでもいうのだろうか。
 いくら収入が増えるといっても社交の出費の方が気になるものとしては想像するしかない。
長者 「わたしね、お酒で長者になったの」
院長 「すごいです」
長者 「わらしね、お酒で長者になったの」
院長 「すごいです」
長者 「わらしべぇ…ヒック」
院長 「わらしべ長者ですね」

ネタ元
Alcohol use helps boost income: study

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