ちょっと情報を仕入れに海外の学生さんたちもたくさん学んでいるある大学のオープンキャンパスに参加した。
そのなかで英語による国際法の模擬授業があったので、英会話の力試しにと覗いてみた。
大教室でたくさんの高校生と親御さんたちが席を占めてる。
日本人だが英語ペラペラの先生がごくわずかな日本語を交えながらの1時間ほどの講義だ。
いくつかのディプレイが天井から吊り下げられており、そこにあるQRコードをスマホで読み取ると次のような4択の質問が出てきた。
What do you call the situation in Ukraine?
Ukraine Crisis
Russia-Ukraine War
Russian invasion of Ukraine
Russia’s aggresion against Ukraine
訳すと
ウクライナの状況を何と呼びますか?
ウクライナ危機
ロシア・ウクライナ戦争
ロシアのウクライナ侵攻
ウクライナに対するロシアの侵略
いずれも正解だけど国際法に照らし合わせるとうんぬんと話が展開していくのだが、力試しに臨んだことを大いに後悔するだけだった。
悔し紛れに先生にひとつ質問を用意した。
ロシア外相がいう、「ウクライナを侵攻していない」との主張が入っていないのではありませんか。
さて、この場合の正解は、なにか分かりますか、先生。
答えは”4択ではなく、ごたくを並べる”です。
あ、先生、いくら怒っても、こちら力不足でその英語、理解できませんので。