夜中に虫歯で歯が痛み始めたとき、みんなはどうしているのだろう。
個人的にはまずビールをあおってみる。もちろん神経をマヒさせるためだ。それでもダメなら焼酎に換え、さらには日本酒も混ぜてみることにしている。
だとすると毎日歯が痛んでいたのかと、自分でも驚いてしまった。
それはさておきアルコールがなかった遠い昔の人はどうしていたのだろう。もちろん歯医者なんかいない時代だ。それどころか服もろくすっぽ身につけていない遠い遠い昔、いわゆる石器時代の人たちのことだ。
なす術もなくさぞかし痛みに耐えていたのじゃないか、と誰しも思うだろう。
ところがだ。それはちょっと違うかもしれない。なんと石のドリルで虫歯をこじあけた跡が見つかったというのだ。
パキスタンの古代の共同墓地の9名の遺骨から、11個の歯に見られたもので、生前にほじくられた跡だと判明している。
傷は奥歯についており装飾のためではなさそうだ。穴の大きさは1mmから3mmほどで0.5mmから3.5mmの深さがあるという。いくつかの歯には虫歯の跡が見られ、これはやはりドリルで治療したあとだろうと研究者たちは考えており、それではと実際に再現してみたものが写真の道具だ。
先端は石でできている。
「ドリルの広さと深さは恐ろしいほどの痛みを強いただろう」とみんなが考えていることを的確に研究者は述べている。それではまずいと考えたのだろう、記事の最後に研究者たちはこう語っている。
「初期の歯医者は石の飾りを作る職人から技術を学んだのだろう」と。
院長 「非常に勉強になった」
スタッフ「そうですか」
院長 「歯医者の起源についての記事だったのだ」
スタッフ「そうですか」
院長 「歯医者の起源は歯石屋にあったのだ」
スタッフ「…奥歯、ガタガタいわしたろか」
こんにちは。
1ミリの穴を開けるにはその大きさのドリルがあって
しかもそれが石で出来ているなんて、
想像を絶します。
ちょっと前の考古学者のイタズラだったりして。
そのうち、「あれは私がやりました。」
なんて申し出てくれないでしょうか・・・。
ところで、そんな大昔の人がどうして虫歯になったのか疑問です。
甘いお菓子もなければジュースも無い、、
歯が強くなりそうなものばかり食べていた気がするのですが。
昔の人がどうして虫歯になったのか、というご質問ですが、いろいろ考えましたが答えが浮かびませんでした。
おっしゃるように甘いお菓子も無いのに不思議です。
ただ漠然と、だから無菓子というのだな、という思いがあるだけです。