昨日、お茶碗を持つ方の手が利き手だとメモしてしまった。
コメントでも指摘いただいたように明らかに間違いだ。普段ナイフとフォークが中心の食生活を送っているからつい勘違いしてしまった。
ところでなぜ利き手があるのか。実はその本当の理由は分かっていないようなのだ。とくにヒト以外の霊長類では利き手があるかのどうかさえ、科学者たちは長年議論してきた。
チンパンジーは土のなかのシロアリを小枝をつかってすくい上げ、それを口にする。
今回米国の研究者がタンザニアのチンパンジー17頭を3年間追跡したところ、シロアリを棒で捕まえるとき12頭が左手を使い、4頭が右手を1頭が両方を使っていたことが判明した。
以前のチンパンジー研究を見直すと、木の実を割るときは右利きが優勢であることも分かったという。
一方でヒトでは90%が右利きだとされているが、それは”どちらの手で字を書きますか”という質問から出されたもので、文字を持たない人たちの行動では右利きの人はかなり少ないという研究もある。
言語の獲得と利き手というのが関係あるのかないのかについて研究者たちは大いに関心を寄せている。というのは言葉というのは、右利きであろうと左利きであろうと、大脳の左半球で形成されるからだ。
もし類人猿から分かれたあとにヒトが言葉を発達させ、利き手が言語と関係あるなら、類人猿には利き手がないということになる。
今回の研究はあるいは言語と利き手というのは関係していないことを示しているかもしれない、というのがネタ元のお話。
素直な感想を述べよう。頭のなかがこんがらがる大変興味ある研究だと思う。17頭の利き手を調べるのに3年も掛かるのかという驚きもあった。チンパンジーにお箸とお茶碗を持たせたらすぐ分かるのではないだろうかとの疑問も抱いた。
ところでこのお箸というものはものを掴み口まで運ぶ道具だ。
ところがナイフとフォークでは反対なのだ。ナイフで切って、それをフォークで刺して口に運ぶ。もちろんナイフを持つ方が利き手で、フォークはそうではない。
日頃西洋式の食事習慣になじんでいるものゆえ、昨日の勘違いが起こったのだろうと反省している。
スタッフ「ライスはフォーク一本ですくって食べてるじゃないですか」
院長 「ライスをフォークの背に乗せるのは難しい」
スタッフ「そのときの手はどうなるんですか」
院長 「禁じ手を使っている」
ライスをフォークの背に乗せるのって難しいよね。外人さんってホントにやってんの?
ネタ元
Wild chimps have a southpaw
ちなみにタコにも”利き手”があるそうな。(参照サイト)
ここでもそれを調べるのにいろいろ苦労されているようだけど、指の”タコ”の数を調べることで、どれを一番使っているか分からないものだろうか。
ナイフとフォークを持つ生活とは…。アメリカンな 朝なんですか ベッドで コーヒーを飲みながら 朝を迎えるんですか?
可愛いワンコ。見た目は「お利口」そう。
アホにはみえません!!!
関係ないほうに反応してしまった、、、。
普段はビール缶な夜です。
写真はどこかのワン公です。
うちのアホ犬はボーとしてますが、ボートを運転できません。
院長、違う違う。
外人さんはフォークの「背」にはライスのせません。ナイフでフォークの「腹?」にライスをすくって左手で食べます。
明治時代にナイフとフォークの文化が日本に入ってきたとき、フォークは「背を天井に向けて使う」と教わったから、そのままライスまで「背」を使うはめになってしまったんです。
ぶきっちょなアメリカ人にライスを背に乗せるなんて芸当はできません
幼い頃の院長家では、レストランに行くとみんなフォークの背にごはんを乗せてました。みんなヘタくそでしたが、それでもわれながらハイカラな家族だと思ってました。
頭がハイ・カラな家族だったんですね。
ふふふっ
むかしは皆、背に乗せてましたよ~
始めまして。気が付いたらココに来ていました。
関係ないかもしれませんが、ハムスターには利き頬袋があるようです。必ず左右どちらか決まった方から、ひまわりの種を詰め始め、一方が一杯になるともう片方に詰めます。
院長も袋にものを詰めるとき、必ず奥の方からものを置くようにしています。