数学の話題で、リーマンの予想が証明されたらしい。
19世紀の数学者、リーマンさんがある定理を一生懸命証明しようとしたけど、ダメだった。最後にリーマンさんがつぶやいたのが、「もうよそう」。
ということで永いこと数学界を惑わせたリーマンのよそうが、ようやく決着ついた……残念ながらそれぐらいの理解しかできない。
けど、算数に関してはとりあえず日々の酒代の計算はできてるので、そんなもんでいいだろうと納得してる。
でも、この予想のなかに出てくるゼータ関数というのがくせものなのは、なんとなく聞き知っているのね。
たとえば1+2+3+4+…はいくらになりますかという問題。
最後まで数えてみたことがないから自信を持ってはいえないけど、たぶん無限になるんじゃなかろうかと。でも、ちょっと数の見方をかえたゼータ関数のなかで計算すると、ちょっと違う。
その答えの前では、毎日消費するビールは一体、どれくらいか分からなくなるほどのもの。
なんと、答えは マイナス12分の1 になる。
毎日一本づつ本数を増やしてビールを飲んでも、飲んだことにならないどころか、近くのコンビニの冷蔵庫にまだ置いてある状態になるんだから驚きだよね。
ほかにも(1の二乗)+(2の二乗)+(3の二乗)+(4の二乗)+…=0 なんていうのも。
ホント数学者ってのは、不思議なことを考えるんだね。
スタッフ「院長の人生が関数だったら、ゼータ関数そのままですね」
院長 「というと」
スタッフ「いくら努力を足しても実らない」
院長 「……」
スタッフ「昨日も夕方になるとビールが恋しくて気が急いた」
院長 「……」
スタッフ「だから、急いた関数」
院長 「……もう、よそう」