ものの重さや長さを測る度量衡は便利な反面、やっかいでもある。数値が同じでもその意味する大きさが違うことがあるからだ。たとえば1センチと1インチは長さが異なる。
ちょうどカミさんがいつもいう、”一日ビール三本まで”と一緒だ。カミさんは小さな缶ビールを指しているようなのだが、こちらの常識ではビール一本といえば大瓶だ。だがこの齟齬を言葉にすることは我が家では禁句である。少しでも疑問を口にしようものなら小さな缶一つにさえありつけなくなる。
でもときに声を大にしてこの違いを指摘しなければならない状況があるのだ。たとえば宇宙での作業だ。実際に1999年、NASAの開発チーム内での解釈の違いで火星探索衛星の打ち上げが失敗に終わっている。開発チームの一方はメートル法を一方がヤードポンド法を使っていたために起こったものだ。
ということで2005年4月から月面での開発を考えている国々が会合を開き、このたびメートル法を採用しようということになったという記事があった。
とはいえヤードポンド法を使っている国は世界でも米国、リベリア、ミャンマーだけで圧倒的に少数派なのだ。記事もその点をこうした表現で皮肉っている。
「メートル法そのものの勝利だけでなく、月面開発の国際協力の精神の勝利でもある。とはいってもメートル法を採用している地域が27%ほど増えるだけだけどね」
まぁ大御所のNASAがメートル法に統一したという話でもあるような気がする。
院長 「ということで我が家でもメートル法を採用したい」
スタッフ「というと」
院長 「カミさんの目を盗んでこっそり大瓶を開ける」
スタッフ「ふむふむ」
院長 「すなわち我が家の、目ー盗る法」
ネタ元
The metric Moon
一日ビール大瓶3本って・・飲みすぎじゃん。
こういう先生にかぎって患者には「お酒を飲むのはサケましょう。」とか言ってるんだよね。(笑)
そうです。「アルコールはやめて歩こうーる」と運動を勧めています。
この度も、ばっちりシャレが効いており、笑わせて頂きました!最近は、ランニングでなく歩こうーるなんですね!?
いやぁ~
うちの奥さんもお酒の量に厳しくなってきました^^;
1年前まで下戸だった僕ですが、奥さんのトレーニングのおかげで今では奥さんよりも飲めるようになってしまいました。
(^▽^笑)
あさん>
また来てくださいね。クリニックにも来てくださいね。
しょうじくん>
下戸ってお酒に弱いって意味でいいんですよね。上戸あやはお酒に強いんですよね。
私は元大工なので尺貫法が得意です。
一尺、二尺と木造建物はいまでもその名残が生きています。
ただ私が発音すると、いっしゃく(一尺)も、えしゃく(会釈)も同じに聞こえるそうです。
この前カラオケの話がでて、1オクターブというところを一反部と言ってしまいました。
大笑いされました。(実話です)
一億反部だった近かったのに、残念ですね。