チンパンジーとヒトは、相当違うんだよというデータが出たそうな。
いままでよくいわれていたのが、遺伝子から見るとヒトとチンパンジーでは1%ぐらいの違いしかないってこと。
その話を聞いて、なんとなくもう少し違うよなぁと秘かに勘ぐっていたんだけど、やっぱりそうなのね。
とはいえ、遺伝子上の差というのは、やはり1%ぐらいの違いしかなく、その遺伝子で作られるタンパク質がたくさん違っているということらしい。
遺伝子というのはタンパク質を作るための情報の連なりで、この研究の意味するところは、次のようなことになるんじゃないかと。
例えば、「いんちょうべっかむににてる」というひらがなが連なっているとする。「院長、ベッカムに似てる」と、素直な人は理解するはず。ところが一文字だけ違う、「いんちょうばっかむににてる」になると、「院長、バッカ、無に似てる」と、これは非常識人しか解釈できないかもしれないけど、そう読もうと思えばそう読める。
つまり、最初の真実と大きく異なる意味が生じていることになるってわけね。
スタッフ「あんな容姿端麗、運動能力抜群のベッカムさんを例えに用いるのは失礼じゃないですか」
院長 「よーく考えると、はるかに院長が劣ってる」
スタッフ「でしょ」
院長 「そしてチンパンジーに近い」
スタッフ「でしょ」
院長 「日本語でベッカムに話しかけても通じないし、チンパンジーに話しかけても通じない」
スタッフ「…」
院長 「運動神経は、はるかにベッカムとチンパンジーの方が優れている」
スタッフ「…」
院長 「つまりはるかにベッカムとチンパンジーは近い」
スタッフ「…順位はベッカム、チンパンジー、院長」