ネズミの神経細胞を培養してそれらを結合させた「脳」が、バーチャルの飛行機を操縦させるというニュースがあった。
すでに、「機体の縦ゆれと横揺れをコントロールできる程度にまで操縦方法を学習した」という。
正直、驚いた。最初はまったく操縦などできなかったという。3歳児でもそんなこと無理だと思うんだけど、どんな状態なのか、ぜひ知りたいものだ。
ところで、これは果たして考えているということになるんだろうか。あるいは、ゆれの刺激で、神経群があるパターンの興奮を起こしたとき、それをゆれの補正に戻しているだけとかじゃないだろうか。
どういうことか、もう少し説明してみよう。
たとえば若い娘さんがなまめかしいポーズで青年院長を刺激するとする。まじめで本にしか関心のない青年院長は興奮する。でも、授業をさぼるのがまじめで、エロ本にしか興味のない青年院長は「これこれだめですよ。そんなことしちゃ」と娘さんの生き方の補正をする。
若い娘さんに声をかけたいけど、単純に娘さんを諭すだけのことをオウムのように繰り返すのは、果たして「脳」なんだろうか。もちろんいろんな誘惑のパターンがあるんだろうけど、それぞれに応じてテープのように対応をするとすると、それは果たして考えているといえるんだろうか。
もちろん、研究は「思考」そのものを問うているものじゃないんだろうし、すばらしいものなんだろう。ただ、なんとなくひっかかっては、いる。
でも、ほんとにネズミの「脳」が飛行機を操縦できるようになったら、おもしろいだろうね。
その飛行機が世界一周をしたときの言葉は、きっとこうに違いない。
「チューばさよ、あれがパリの灯だ」
それが、現実になったら、人間の「学校」はいらなくなっちゃうでちゅうね。
あれ?うちゅった!
座布団2枚。
ネズミのあの小さな脳に、そんな能力があるとは
驚きです。
縦ゆれ横ゆれ対応はマスターしても「美人客室乗務員とのアトクサレのない交際の仕方」とか、パイロットになるにはまだまだ学ぶべき事項は多いど! ネズミく~~ん