重力が作られたという記事があった。正直難しい。リンゴが落ちたことで重力の話はすべて決着したと信じていたものにとっては、まるで理解できない。
だが科学サイトを自負しているメモとしては、避けては通れない話題だろう。もし扱わないなら口先だけのサイトになってしまう。いや口先サイトよりもっと下の下顎サイトに成り下がってしまう。
ということで紹介してみたい。まずこう書いてある。
「電荷を帯びたものが動くと磁場ができるように、ものが動くと重力場ができる」
どうだろう、少し早いかもしれないが、もう終わりにすることに賛同して頂けるだろうか。
でもせっかくだからもう少し続けてみたい。アインシュタインの理論によると、その重力場というのはきわめて小さいものなのだが、超伝導物質をクルクル回して測定してみると、理論値よりも10の20乗倍の大きさの重力を検知することができたというのがネタ元のお話のようだ。
撤退が遅すぎたことは認める。「アインシュタインの理論によると、目がクルクル回わると理論値よりも百倍の大きさの重力を検知することができる」という記事でも納得がいくような気がする。
だが一方でそんなこともあるだろうという気もするのだ。むしろなぜいままで分からなかったのか不思議なくらいだ。
カミさんが室内を動けばある種の力が起こるのだ。測定器など用いなくても分かる。ピクピク動くこめかみの筋肉が間違いなく感知している。なにか命令されるのではないかといつも気にしているものだけが感じることができる力だ。
カミさんを怒らせてしまったときなどその大きさは普段の数百倍にも達する。そうした特殊な状況下では重力にも似た力が生じる。いや重力そのものだ。
「風呂を掃除しろ」といわれれば風呂場に行かなくてはならない。「買い物に行け」といわれればスーパーに行かなくてはならない。
怒りを発しながら動き回るカミさんの言葉でまるで風呂場やスーパーに重力場が出現したかのようだ。いろんな場所に院長を引っ張る力が生じるのだ。これを重力といわずしてなんというのか。
スタッ 「重力という表現は少し大げさじゃないですか」
院長 「そうだな」
スタッフ「重力に準ずるという意味で副をつけたらどうですか」
院長 「そうだな」
スタッフ「ふく、じゅう力」
院長 「…服従力ってわけね」
ネタ元
Anti-gravity Effect? Gravitational Equivalent Of A Magnetic Field Measured In Lab
ここはもう、ビールの空き瓶をグルグル回してながら院長重力場を
作って守るしかないですね。
カミさんめがけて、ビールの空き瓶を加速運動させるというのも手かも知れません。