昨日のメモの続き。結局車のバッテリーがどうにか回復した後、わいわいと帰宅の途についた。しばらくしてメーターの横の時計を見るとレースが終わってから2時間ほど経過した時刻を指している。
で、「え、もうこんな時間なの」という会話になったの。というのはみんな感覚的には1時間ぐらいしか経ってないような気がしてたんで。時間が経つのって早いねぇと感心してた。
いちど経験したことのあるような感覚を既視感、いわゆるデジャブーとかいうけど、こういう時間の感覚って、なんていうのかなとかぼんやり一人考えてたんだけど、やがて仲間の一人が、時計が一時間ほど進んでいることに気づく。
「ああ、やっぱりそうか」「バッテリーがくたびれてたので、時計が狂っちゃったんだ」「人って一時間くらい時計を狂わされてても分からないんだ」とかそれぞれのお粗末な結論で個々人納得の境地に入ったのね。
で、戻ってきた一時間は当然のようにその後のアルコールの消費時間に追加されるわけで。アルコールが染み渡る頭によぎった考えが、「アルコール飲んでても、『あ、もうこんな時間』って感覚よくあるなぁ」ってこと。
じゃあ、あの感覚の名前、アルコール、で、ジャブジャブとかというのもいいなぁとか、訳の分からないことをほざきながら、やがて深い深ーい眠りについたわけでして。
今日よーく考えてみるとバッテリーが上がって時計が止まっていたんなら、時刻表示は遅れるはずだよね。なんで進んでたんだろ。
ホント不思議な海の中道でした。