性と数学

math
 女の子が数学に弱いと感じるのは、親に問題があるという記事があった。
 米国では全国的なテストでは男女の生徒間に数学の能力の差がないのに、女子生徒の60%から70%が数学に弱いと感じている。
 この結果を見た米国の学者がこう仮説を立てた。
 ”親が頼まれもしないのに宿題に口を出すとき、うかつにも女の子は数学や科学に弱いという固定観念を植え付けているのではないか”


 そのことを明らかにするため、38人の男女の中学生を対象に調べてみた。
 学生たちは数学と英語の宿題とともに、チェックリストを手渡された。リストは宿題が終わったあと、”親が勝手に宿題の手助けをしたか””親が勝手に宿題をチェックしたか””親から宿題をするよういわれたか”をチェックするようになっている。
   
 また親と生徒には質問票にも答えてもらった。生徒には数学と英語について自分の能力を評価してもらった。親には数学と英語の能力について男女の差があるか考えを答えてもらい、自分の子供が二つの学科でどの程度の能力を持っているか評価してもらった。
 その結果、女子生徒の方が男子生徒より親の”おせっかい”にピリピリしてることが分かった。この”おせっかい”が女子生徒の自信のなさを生み出している。とくに数学に関してその傾向が強い。英語の宿題の場合にはなく、男子生徒ではこの傾向は見られない。
 以上がおおよそのネタ元の内容なのだが、果たしてこれは本当なのだろうか。女の子は数に弱いと思っているだけなのだろうか。
 かなり疑問を抱いている。簡単に検証してみよう。
 まず値札の数字が大きいモノには弱い。服にしろ靴にしろ、機能的には同じにも関わらず、桁が多ければ多いほど弱い傾向がある。
 外食のときも弱さをさらす。終わると必ず手渡される紙がある。数字が書かれている紙だ。それを大変恐れる女性がいた。よほど弱いのか食事が終わると目に触れないよういつもトイレに避難していた。彼女に限らず女性は紙に書かれた数字に弱いのだ。
 まだある。数センチの違いにも弱い。男からするとどうでもいいことだが、地面から頭頂部までの数センチの違いは大切なことらしい。たかが数センチのことなのに、それだけで参ってしまう。
 
 どうだろう。女性はやはり数には弱いのではないだろうか。
 納得されない方は、宿題ということで考えて見て欲しい。

ネタ元
Girls’ confidence in math dampened by parents’ gender stereotypes

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