今日カミさんとある話題について議論を深めているとき、ヘレンケラーの家庭教師は誰だったかという話になった。
思い出そうとしていたとき、カミさんから先を越されてしまった。
「タリバン先生」
暴力教師は嫌いだが、なぜヘレンケラーが出てきたのか説明せねばならないだろう。
人はどういう風にしてしゃべるようになるのかということを議論していたのだ。もちろん二人の赤子への期待を込めての会話だ。
ヘレンケラーの映画を見た方なら井戸のそばで water の手話を繰り返している二人の姿を思い出せるはずだ。サリバン先生が根気よく教えたおかげでヘレンはものには名前があることに気づく。あの瞬間、言葉がヘレンのものになったのだと理解している。
こうした、ものには名前があることを理解することで言葉をしゃべることができるようになるという理論を”naming insight”というらしい。”naming”は”名前を付ける”、”insight”とは”洞察”というような意味だが、この”naming insight”の日本語訳をネットで探してみたが見あたらなかった。でも対象と名前をマッチさせるような意味であることは確かだろう。
だがこれだけではなぜ幼子がしゃべれるようになるかのかはまだまだ説明不足だ。
まったくおしゃべりをしなかった子供が突然しゃべり始める。生後18ヶ月で幼児は平均50の単語を用いているが、24ヶ月までには350を、さらにその6ヶ月後までには600語をしゃべるようになるというようなことがネタ元で述べられている。
”naming insight”理論が正しいとすれば、突然しゃべるようになることを説明するということだろう。
さらにネタ元の記事には”fast mapping”理論というものも紹介してある。幼児は言葉をグループ化していて、同じグループのなかに新規の言葉が出てくるとただちにそれを察知することができるという理論らしい。あっという間に言葉がしゃべれるようになることの説明ということだろうか。
そもそもネタ元の記事は幼児の発語の過程をコンピュータでシミュレートしようとしたという内容だ。新しい理論を開く可能性があるとのことだが、正直よく分からない。それでもなんとかメモしてみると以下のようになる。
言葉にはむずかしいものからやさしいものまでいろいろある。
子供はそれを同時に学んでいて、その構成の仕方を学びながらおしゃべりしている。それをシミュレートしてみると、新しい言葉を獲得するとほかの言葉の獲得も容易になった、ということらしい。
きっとこれ以上メモしても間違った情報を流すだけだろうからやめにする。
ただこうした理論のなかで親として漠然とだが支持したいものがあるのだ。それは最初の”naming insight”だ。
理論的なことは門外漢で云々できないが自然と納得がいくのだ。
なぜなのだろうか、しばらく考えてみたがよく分からない。
ものと名前にはマッチするもの同士があることは理解できた。でもなぜこのことに心惹かれるのか。
親としておしゃべりは”マッチ””同士”のは分かるのだが…これ以上メモしても、くだらない情報を流すだけだからやめにする。
あはは(^o^)本当に「待ち遠しいですよね」 。。。今日もまた笑ってしまいました(^^;
子供さんカワイィわ!ほんと、お目めクリクリ!。。そして、おしりぷりんぷりん(笑)
ところで私も同じ観点(と、あと、ももが、スプーンを手に取っては
何度も床に落とすんで(^^;)からサリバン先生を思い出してした1人です。
子供が言葉っていう記号を概念みたいなものにしていく過程も興味深々だし、
強引かも?だけど、そこから語学学習のコツみたいなのも見れそうで。
fast mappingで思い出しましたが、今NHKの英会話TVで、
単語をテーマごとに関連づけて地下鉄の地図みたいに繋げて覚えよう!
というテーマですすめてる講座があって面白く見ています。
子供の頭の中でもそういう地図が無意識に出来るとしたら
今、二人の頭にどんな地図が見え隠れしてるのかしら?ってワクワクします☆
ほんと子供ってのは見ていて飽きないですよね。
幸いに二人とも順調に発育しているようで、同じような過程を進んでいっているのが不思議でなりません。
ところで子供の顔は出さない方がいいんでしょうか。物騒な世の中でもあることですし。ジャスミンさんのところは意識的に伏せておられるようですけど、なにかお考えがあったらまたの機会に教えてください。
そうなんです。少し人間らしい顔(笑)になって来た頃、
主人から「もう顔はあまり出さないように」というお達しがありまして・・・。
なんだか中途半端な写真ばっかりになってスミマセン(^^;