幼児語

 また教師の不祥事が報道されている。なんでも小学校の男性教師が教え子の女子にメールを送ってアプローチしてたそうな。
 まぁいろんな先生がいるんだなぁって感心することとして、今日のメモは、そのメールのときに使ったらしい言葉について。


「会ってほしいにゃ」とか「会いたいでちゅ」とかを四十を越したおっさんが使っていたというんだけど、やっぱり幼児語を使う理由ってのは自分をかわいく見せるためなんだろうね。
 でも、本人はどんな風なイメージを演出してるつもりなんだろう。
 ボクなんかは、”云々にゃん”とかいわれると「うる星やつら」のラムちゃんを連想するし、”なんとかでちゅ”とかの表現をされると「サザエさん」のタラちゃんを思い出すんだけど。
 思うに漫画に限らず、映像文化が背景にないと、こうした幼児語ってのはなかなか使えないのじゃなかろうか。
 たとえば女性に思いを寄せている武士が自分をかわいく演出しようと(いつの時代でもニュースにある教師のような不思議な人っていると思うのね)、「会いたいでござそうろうでちゅ」なんて幼児語を混ぜても、いわれた女性はキョトンとするだけじゃないかしら。まったくイメージが湧かないはず。
 で、問題の教師と生徒の間に、ひょっとしたらこんなメールのやりとりがあったんじゃなかろうか。
生徒「なんで先生は”にゃ”とか”ちゅ”とか使うんですか」
教師「君が好きな”ピカチュー”に似せようと思って」
生徒「”ちゅ”は分かりました。でも”にゃ”はどうしてですか」
教師「”由利とおる”に似せようかと」
生徒「……」

 えーこの由利とおるという人、もう亡くなられてますが、「おしゃまんべ」というギャグで有名なお笑い芸人だったんです。相手のことを「おまーにゃー」とかいってた、まぁ、かわいいおじさんだったので…。いずれにしても四十過ぎて幼児語使うなよということね。
ついでに、[お母さん」フィルターという、HPを幼児語に変換するサイトがあったので、紹介してみようかと。
 そこのサイトにある欄に以下のURLをコピー&ペーストしてみて。それぞれ
“ひとことなあい” ,”10月のメモ”、”ホームページを作ろう”のURL。最初の ”http”が重複するようなら一つにしてね。それさえ気をつければ、あとはなにも考えずに”OK”を押すだけ。
けっこう、おもちろいでちゅよ。
http://uromedic.parfe.jp/glight/glight.cgi
http://www.h4.dion.ne.jp/~uromedic/memo/0310cont.htm
http://www.h4.dion.ne.jp/~uromedic/novel/novel.htm
残念なことにリンク切れとなってます。おもしろかったのになぁ。(’05年10月記)

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