クリスマスイブ

 23日、名古屋で26歳の男性がテレビ塔からお金をばらまいたという。ばらまいたのは1ドル札が100万円分(約9300枚)と旧100円札が100枚。なんでも株で大もうけしたから、みなさんに還元しようというつもりだったらしい。若くして大金を手にしたものとしては、世の中に対してのいろんな思いが湧いてきたに違いない。
 ドル紙幣に換金しているとか手間ヒマかけているみたいだから、単に「還元する」とかだけでなく、なにかほかにも言い分があったんじゃないかと思うわけで。
 お金とは?、人生とは?、働くとは?ってなことをみんなに問いかけたかったんじゃなかろうか。


 職員の制止を無視して撒き続け、最後は通報で駆けつけた警察にとりあえず逮捕されたんだけど、産業廃棄物みたいなものの不法投棄じゃないし、破るなど紙幣を改造しているわけでもないしね。結局当局もどうしようもなかったみたいで、すぐ釈放されたみたい。
 ことのあらましはこんな具合だったんだけど、ひとつ腑に落ちないことがある。それは、「クリスマスだから撒いた」っていってること。
院長 「若造くん、なんで23日にばらまいたんだ。クリスマスじゃないじゃないか」
若造 「まぁクリスマスに近いし」
院長 「なにか言い分があったんだろ」
若造 「はぁ」
院長 「だったらなぜ24日に撒かなかったのかね」
若造 「はぁ?」
院長 「言い分があるんだったら、撒くのは クリスマスイーブン だろ」

ちなみに、ばらまいた紙幣を拾って持っていった場合、遺失物等横領容疑に問われることになるそうです。でも、そんなことちっとも気にしませんから、来年も大もうけして、今度はぜひ近くで撒いてくださいね。

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