指での数え方

数学にまつわる歴史上のミスを盛りだくさんに扱った本、「屈辱の数学史」を今、大変興味深く読んでいる。そのなかで、手の指を折っていくつまで数を数えられるかという問題があった。
本には書いていないが、もちろん十進法で、一度折った指を伸ばしてはだめなことは暗黙の前提だ。
だったら10だろう、というのが普通の考えだが、本では11まで数えられるとある。どうすればいいか。

答えは指を折らない状態を1とすると、以下ひとつずつずれて11まで数えられるという。

なるほどおもしろい、じゃあ、もっと数えられる方法がないかと考えてみた。で、思いつきました。

指を根元から折り曲げるのではなく、途中で止めてみる。次に思いっきり曲げてみる。やってみると分かるが、お姉さん指と赤ちゃん指は少しぎこちないかもしれないが、少し曲がった状態と指がしっかりと曲がった状態は容易に区別できる。

ということでその指の折り方をすれば21まで数えられる、というのはどうだろう。

でもGWが終わった今、そこまで指折り数えても、待っている楽しみがないのが残念。