ラマヌジャン

 20世紀の初頭、ラマヌジャンというインドの数学者がいたのをご存じだろうか。20世紀の初頭に、どんな先祖様がいたかもよく知らないというのに、どういうわけか彼のことは知っている。
 とても天才だったというのを、20世紀後期に読んだ本に書いてあったからだ。
 数字を見てその関連をパッと思いつくような人だったらしい。今日は、缶ビール2本にしようと、夕方パッと思いつくとこは似てるような気がするけど、たとえば ”|?(n)|≦2p^(11/2). が成りたつ”のを直感するラマヌジャンとは、やはり違うような気もする。もちろん数式はネットからペーストしてきたもので、意味をこのメモに問うのは愚かなことぐらい、いくら直感がない方でもお分かりだろう。


 ラマヌジャンはその才能でいくつもの予想式を立てたんだけど、その一つをウィスコン大学の卒業生が解いたという記事があった。
 どんな予想か簡単に説明してみよう。
 どんな数もそれより小さい数の合計で表される。たとえば4は、3+1,2+2、1+1+2,1+1+1+1で表される。もともとの4を入れると、4には5つの表し方があることになる。その表し方の数が、5と7と11で割り切れるものには、あるパターンがあることに彼は気づいた。
 たとえばどのような数でも、最後が4か9で終わるものは、5で割り切れる表し方に入るというのだ。
ま ぁ、ざっとこんな具合だ。お分かりいただけただろうか。もし違う風に解説していたら、”院長の予想”と名前を変えてもらってもいい。どうせ人に説明しても、ツマラヌジャンといわれるだけだろうから。

関連メモ 「素数」
「リーマン予想」
ネタ元
Classic maths puzzle cracked at last 21 March 2005

“ラマヌジャン” への2件の返信

  1. 数学がスキな人がうらやましい~。
    小学生の頃 足し算の繰り上がりでつまづき 居残り勉強…
    でも残されてる意味も わからず友達と 適当な答えを書いて提出して 怒られる…の繰り返し(ー”‐)
    証明や関数、文章問題 今でも夢に出るくらいイヤです。

  2. 王様は個人的にはカントールという数学者が好きです。
    無限を数えようとした人です。
    カントールを王様に教えてくれた矢野健太郎という数学者も好きでしたけどね。(お亡くなりになったということですが。)

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