book

英会話能力は This is a book に毛の生えた程度しかない。それでも無事、英語圏から帰国できたのだが、「今日からちょっと英語圏へ」と書いたのは昨日のことだ。book に毛が生えるどころか鼻毛も伸びる間もないほどしか時間が経過していないではないか。
とはいえ実際に、例えば2回ほど book という単語を日常会話として使ってきたのだ。

まずは到着したホテルのロビーでのこと。カウンター越しに女性がなにかいっている。こちらは日本と同様パッとしない身なりだったが、さすがに「お前は泊まらせない」ではないはずだと見当をつけ、「I book」と毅然と答えた。
郷ひろみの曲「ダブルブッキング」で book の意味を知るのは、カレーライスで福神漬けを学ぶようなものだ。book には予約するという意味がある。
もちろん時制のことなど考えず、自信をもって「予約しているのだ」といい放ち、そのせいもあってか、問題なくルームキーをゲットできた。

あと1回は予約したタクシーを待っていた時のこと。私たち家族のそばに別のタクシーが止まり、がたいのいい男性運転手が降りてきてなにかいっている。国内と同様、こちらは根拠もなく堂々と立っていたが、さすがに「お前はトランプ大統領か」ではきっとないはずだと見当をつけ、「I book other taxi」と言い放った。これも時制など関係なく自信をもっていったせいか、なんとか襲われずにその場をやり過ごせた。

このように実際に英語圏にいたのだが、ではなぜ時間的な齟齬があるのか。
それは17日にメモしたものを18日に予約公開できるようにしたつもりだったのだが、うまく作動しなかったからだ。それから数日経ってのメモにつながるため、時間経過がおかしくなっているのだ。

南の島で日が変わっても、なんどか院長室に入ったが、やはり更新されていない。それではと手動で更新しようとしたが、できなかった。実は南の島でのWifi環境をあらかじめ整えていたのだが、ネットで調べると、なんと WordPress は Wifi環境ではログインができないことが分かったのだった。

ということで、なんだかんだいっても今回のミスは予約にあった。
これを Mis is a book という。
(英語のいろんなことを考えてないが、自信を以てメモしているから通じるはずだ、と思う、たぶん)

(アップしたあと「ノースライト」の日付を見ると3月18日なっている。実際に公開したのは3月21日のはずなのだが、予約した日付けの設定が残っている。変更するとまたWrodPressの不具合に遭遇するかもしれず、そのままにしておくけど、いつにもましてなにがなにやら分からないメモになっていそう)