家には小さな犬がいる。水を飲もうとすると、ティーカップのなかで溺れてしまうぐらいの大きさしかない。かわいくて抱きかかえたり喉元をこそぐったりして、よく一緒にじゃれついている。
こいつがときどき喘息のような咳をする。どうも誉め過ぎると症状が出るようなのだ。放っておけば呼吸困難で死んでしまうのではないかと思えるほど咳をする。
最初あわてたが、見守っていると徐々に症状が和らいでいく。最近は誉めるのをほどほどにすることで発作が起きないようになった。
いつにも増してどうでもいいメモを綴ったのは、ネコの喘息の記事があったからだ。ネコで人が喘息になるという話しではない。人が原因でネコが喘息になるというというのだ。
タバコの影響や人のフケなどが原因になっているかもしれないと、英国の研究者が報告している。
もちろんネコで引き起こされるヒトのアレルギーもあるが、これも注目されたのは近年になってからだ。ヒトは何千年も犬やネコと暮らしてきた。それがお互いに悪影響を与え始めたというのはなぜなのだろう。
家屋の密封性や大気汚染などが関係しているのかもしれない。だが、最大の原因のひとつは濃厚接触にあるのではないだろうか。抱きかかえ頬ずりし、ときに布団をともにする。互いの毛やフケを掛け合っているようなものだ。
やはりペットとの関係はほどほどの距離がいいのだろう。ネコをかわいがるのもいいが、ネコかわいがりはダメよというわけだ。
ただ不思議なのは”犬かわいがり”という言葉が見あたらないのだ。その言葉が登場するまで、子犬との関係は今のままでいようと思う。
子犬(写真)の病気をネットで調べると、どうも”逆くしゃみ”という病気に似ている。原因も治療もよく分からないということだが大事にいたることはないらしい。
ネタ元
Humans give cats asthma
今年は 種を越えたインフルエンザが大流行だそうですわ
キスは程々になさいませんと
おっしゃる通りです。