今まで考えられたより、空気は重かったというニュースより。
なんでも空気中のアルゴンを詳しく測定すると、今まで考えられていたより少し多くアルゴンが分かったらしく、それで空気が重くなったアルゴン、ってなカンジの内容かと。
そうだったのか。最近、体の重さにばかり注意がいってたけど、空気の重さにまで気を回す余裕がなかった。どうりで体重が増えるはずだ。決してビールのせいじゃなかったのだ。
ついでにもう少しアルゴンが増えてくれれば、余裕をもってビールに接することができるわけだ。そのときまでに、アルゴン増量記念アルゴーンルを準備しておこうと思う。
空気の重さといえば、大気圧。ということで、思い出したことがある。
もう、10年近く前のこと。ある知人の老人からこう質問された。
テレビの映像で、水族館の水槽の窓が開けられて、見学客がそこから魚にエサを与えていたけど、そんなことはあるだろうかと。
ご存じの方もおられるかもしれず、そうした水族館というのは、最近チラホラと見かけるんだけど、そのころはめずらしく、見たこともなかった。
で、どう考えても水槽に穴を開ければ水が出てくるに違いないと答えてたんだけど、老人は、確かにそんな作りだったと言い張る。
その場は結論が出ずに別れたんだけど、数日後、なんとその老人、横に穴の開いた水の入ったペットボトルを作って、持ってきたのね。その穴からボトルのなかの水に指を入れることができて、つまりはテレビで見た水族館と同じものなわけ。
それを見てると、大気圧と水の圧がつりあえば、なるほど可能かもしれない、というかそういうことで、その穴開きボトルが出来上がってるんだろうと、納得せざるを得なかったわけでして。
その変わり身の早さといったら、我ながら驚くほど。今思い出せば、ほんと恥ずかしいかぎりのことでして。
穴があったら、ハイ理解、とはこういうことをいうのね。きっと。
穴があっても、こぼれないようがんばっている水と一緒で、穴だらけの人生、なんとか落ちこぼれずに歩んでいるということで、まぁ親父には納得してもらおうかと。
頂点に立つと、ハンマーで叩かれそうになるので隠れる穴も必要ですね♪
素敵な親父さまですね{/kaeru_love/}{/kaeru_love/}