寝起き

aha

 若いころには考え事をたくさんしていた。夢でも考えていたほどだ。いいアイデアが出たときはそのまま起きて考え続けることもあった。だから寝起きはいい方だといえるだろう。
 脳の活動電位が日に2、3発しか出なくなった今でも、起きたらすぐ行動に移るという若いころの習性が残っている。たとえば目覚めたとたん、夢の続きを見るためあっというまに二度寝に入ることも可能だ。
 でもよく考えるとそもそも人は目覚めてからどれくらいで頭がはっきりするのだろうか。

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盗聴器

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 隣人がなにをしていようと構わないなどという風潮が当たり前のこととしてまかり通っているようだが、気に入らない。知らない人であれ近くにいる人たちのことを気にするのは人として当たり前のことではないだろうか。
 だから大学生のころはアパートの隣人の動向を壁に耳を当てて探っていた。とりわけ夜は当たり前の風潮に力を入れて反対していた。それも男女の声がかすかに聞こえるときには、当たり前のことだが当たり前の風潮に大反対していた。

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ニワトリ燃料

kenta

 メモに行き詰まったらいつも初心に帰るようにしている。だが肝腎の初心が思い出せなくて困っていたところに、こんな記事が目に入った。「ニワトリの脂肪を燃料に変える研究」というものだ。
 そうだった。この記事のおかげで初心を思い出した。それは熱く燃えるようなメモをすることだ。その気持ちを忘れず、ニワトリさんの脂肪の話をしてみたい。

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未来メール

 カミさんとケンカをしてしまった。二人の年齢構成は昨日のメモに出てきた夫婦の逆バージョンにかなり近い。この事実は悲しいことに結婚五十周年でさえともに迎えられることができるかどうかの瀬戸際にあることを意味する。それを越えると院長がミイラになってしまうかもしれないのだ。

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尿

urineviecle
 びろうなメモで始まり申し訳ないが、ウチのアホ犬は自分のクソをくう。小さいときからの習性で、なにか飼い主の悪い癖でも移ったのかと心配になり本で調べたが、ケダモノとしては仕方ないことらしい。野生では腹が減ったら栄養となるものはなんでも食べなくてはならないのだ。
 さすがに成犬のいまは頻度は少ないようだが、なんとなく飼い主の目を盗んで昔をなつかしんでいるフシもある。

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感情

mona
 生きていく上でつらいことばかりなのに、周囲のものは気づいてくれない。きっと自分の口元が原因だろう。心なしか唇の端が上に上がっているのだ。ビールを前にしたときの唇の角度とつらい毎日での角度との違いをだれも気づかない。
 だがこのコンピューターならなんと評価するのだろうか。

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磁極

parking
 人生のコンパスをなくしてしまったものにはあまり興味の沸かない話題だが、地球のコンパスが狂い始めているという記事があった。
 そもそもコンパスはなぜ動くのか。それは地球の磁力に動かされている。では磁力とはなにか?
 説明しようと思ったがよく考えると知力がないものが磁力を理解できるわけはなく、ただコンパスを動かしている事実を受け入れるしかない。

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イッカク

ikkaku
 イッカクという写真のようなクジラがいる。眺めているとかわいく思えてき、イッカクも早く会いたくなる。だがご覧の通り角がある生き物だ。こちらが愛情をもって接してもグサリとやられるかもしれない。
 でもそんなことはあるまい。こんなかわいい顔をしている生き物だぞ。やさしく相手してくれるはずだ。こちらが握手を求めて手を差し出せばイッカクも応えてくれるだろう。きっと相手もやさしく角を突き出す。そして手にグサリ。

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コウモリ

bat
 男はバカだ。たとえばモッコリモコミチというヘンテコなあだ名をつけられても平気だ。スッカリヨリミチとかサッパリウラミチだったらきっと男優は抗議をしたに違いない。でもモッコリモコミチならOKなのだ。
 なぜかお分かりだろうか。それはモッコリモコミチだからだ。

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氷河

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 ビールを飲むときコップに氷を入れる習慣がある。端から見ると奇妙に映るらしいが、何十年も前からやっていることだからしようがない。氷が溶けて適当にビールが薄まってくるときの味と温度がとても気に入っているのだ。
 もし氷が氷河の氷だったらどんな味がするんだろう、そう考えていたら重大な記事に出くわした。

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