天文学者というのは、院長が妻夫木聡に似ているかどうかは関心がなくても、銀河というのが、どうしてパンケーキのような形をしているのかのには、関心があるらしい。
銀河について少しおさらいしてみよう。星の集団で、大きい銀河はそのなかにたくさんの銀河を入れながら、ゆっくりと動いている。銀河がないと、宇宙というのはとても寂しい空間になる。だからありがたい存在でもある。動くという点では動画と一緒で、ありがたいという点では、謹賀と一緒だ。つまりドウガとキンガの中間に位置するのが、ギンガというわけだ。
その銀河の形がどうしてパンケーキなのか、というのが、天文学者の疑問なのだ。
でも考えてみると、頷ける疑問のような気もする。というは、宇宙は上も下も、右も左もない空間なはずだ。だったら、パンケーキのように上下、左右があるようなものができるのは不思議な話じゃないか。
まるで、「無礼講だ」といわれても、いつの間にか偉そうな先輩医者にお酌をして回る院長のようだ。
理論学者は、11個ほどの小さな銀河の集まりでは、銀河が拡散していって球体になると信じていた。
生まれたばかりの宇宙では、院長のハラのようにどす黒い物質が最初に生まれる。暗黒物質というネーミングのこの物質は小錦より重く、そのおかげで宇宙にいくつもの”芯”が出来、それを中心に銀河が作られるのだが、なぜ小さな銀河がパンケーキになるのは、分からなかった。
でもこのたびイギリスの大学のチームがスーパーコンピューターを使ってやってみると、パンケーキのようになったというのだ。
ここまでメモした感想を正直にいおう。カミさんが天文学者じゃなくて、ほっとしている。ケンカの際、ただでさえ不利なのに、こんな話を持ち出された日には、屈服以外にはない。
で、パンケーキの話に戻そう。実はなぜパンケーキになったのか、みんな小さいころから聞かされていたことに気づいていただろうか。
スタッフ「またアホ話でしょ」
院長 「小さな銀河の話だろ」
スタッフ「はぁ」
院長 「その小さな銀河が黒色の物質のなかをウロウロするわけだ」
スタッフ「はぁ」
院長 「チビの銀河が黒のなかを散歩してると、なんになる?」
スタッフ「はぁ?」
院長 「チビ、黒、散歩」
スタッフ「だから?」
院長 「チビ黒サンボ、だろうが」
スタッフ「…で、パンケーキ」
これ以上の理解は、無理です。ハイ
ネタ元
Galactic pancake mystery solved 7 April, 2005
ホットケーキと言ってもらわんと、ピンとこん。
「チビ黒サンボ」が分かる人は40歳後半以上かな。
虎、バター、パンケーキ・・・ビジュアル的には理解も出来るかな。(若い人は分かんないだろうな)
「人食い土人のタムタム」っていう歌もあったな~。友達のサムサムを食べてひとりぼっちになったあげく、自分自身を食べて、いなくなってしまうんだけど、知ってる?
あのグルグル回ってバターになるやつ、なんだっけ?って20代の女性に訊いたら、すぐに”チビクロサンボ”って答えが返ってきました。
今も絵本のなかで、虎はグルグル回っているようです。
だい好きなお話でした
教科書と同じ絵本が欲しくて探したけどありませんでした。
誰かの発言で絶版に一度なりましたよねー