光子

 ハーバード大学の人たちが、数十万分の1秒というごく一瞬だけど光子を完全に止めることができたというニュースが入ってきた。光子とは光のもとになる物質。それが止まるということはものが止まって見えるということ。
 光子を停止させることができればそこにデータを保存して、量子コンピューターってアイデアにもつながることになるらしい。


 で、思い出したこと。ほかの病院の看護婦さんたちがママさんバレーやってて、11月下旬に地域の大会に参加されてたのね。今週そこに診療手伝いにいったとき、どんな風だったか聞いたら、県代表クラスぐらいのべらぼうに強いチームがいたらしい。
 そのなかにまたとてつもないアタッカーがいて、ジャンプすると2秒ぐらい空中で静止しているかのように見えたという。
 まぁ2秒というのは実戦感覚での大げさな表現なんだろうけど、わずかでも止まって見えたというのはどういう事態が起こってたのかなぁとぼんやり考えてた。本をネットに、指を選手に見立てたりして。
 以下は右利きの人の場合。ぜひ読みながら一緒にやってもらいたい。
 本を右手で上の方に持って、その反対側に本から少し距離をおいて、こちらからは見えないように左手の一本の指を立てる。で、ゆっくりその指を本の上から出てくるように上げながら、一方で頭を沈めていくと、本すなわちネットに対しては左手の指は静止しているように見えなくもない。
 きっとそんな状況じゃなかったのかなぁ。
 ところで、その選手の名前が光子さんだったら、その看護婦さん、ハーバードの人たちに、「光子は2秒、止まってましたよ」っていってあげれらたのにね。

これをやるときは、人が見てないところでやってね。じゃないと、アタマの回転も停止してるように見えるからね。

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