公募

 ネットを見ていたらインターネット文化祭というのがあった。電話会社の主宰で、なんでも北九州近辺に在住する人のホームページを募集して、一般投票でいいのを選ぶらしい。募集は10月下旬から始まっていて、11月下旬から来年の1月下旬までが投票期間とのこと。
 優勝賞金10万円也。詳しく見ると現時点での応募数は50ほどだから、期待値は2000円ということになる。パソコンのキーを少し叩くだけで少なくとも今は2000円の可能性があるわけね。
 ふむふむこれだけで発泡酒が10缶は買えるゾっとのことで早速応募することに。


 こういう懸賞付きの公募というのにいままでいくつか応募したことがある。懸賞で一番高価なものは、文字を綴って1500万円也があったけど、もちろんはずれ。他にも旅行やパソコンやいろいろあったけど、結局手にしたのは安物のバッチぐらいかなぁ。
弟 「お兄ちゃん、この風呂、穴があいて水がもれているよ」
兄 「大丈夫だよ。もうすぐお湯になるから」
 小学三年のとき、なにかで読んだ上の笑い話をパクって小学館の本に投書したら、見事に載ってしまったのね。そのときの懸賞がバッチというわけ。まぁこの場合は、景品といったカンジだね。
 なんともさもしい話だけど、本に載ったのを見たときとバッチが送られてきたときは、結構うれしかったのを覚えている。
 今回はどうなることやら。主宰するこの電話会社はクリニックで利用してんだけどなぁ。
担当者 「『院長室』は脈絡がないですね。相互の関係、接続がまったくゼロ。なんでこんなの応募したんですか」
院長  「一応、公募ですから」
担当者 「公募デス、というよりも、接続がないんじゃ、コードレスってとこですが」
院長  「……バッチなんかでもいいんですけど」
 投票が始まったら、きたなくても、よごれてても、けがれててもいいから、一票を、ということで。ちなみに漢字で書くと、[汚くても、汚れてても、汚れてても]になっちゃうのね。
 コウボの筆の誤りだと勘違いされそうなので、ひらがなにしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。