禁煙キャンペーン


 英国で、禁煙キャンペーンとしてタバコのパッケージに禁煙を促す画像をつけることが義務づけられるということがBBCで報じられていた。ネタ元にある写真の下にリンクされている画像のひとつを選ぶというものだ。
 実はこうしたパッケージを用いたキャンペーンはほかの国ですでに行われている。このメモの下にあるリンク先にそれが紹介されている。ご覧いただけたら喫煙でどんな悲惨な事態が起こるか容易に理解できるはずだ。


 画像を見て、なかには正気を取り戻し、現実を直視し、今までの喫煙を反省する人たちもいるだろう。
 だがそうした国々で喫煙者がいなくなったかというと、残念ながらそうではないのが事実だ。
 問題はこうした画像を前にしても吸い続ける人たちだ。確信的な中毒者でもあるこの喫煙者たちはなにがあっても吸い続ける。それは一種の開き直りといってもいいかもしれない。だからこうした人たちのためにこそ一策を練る必要がある。
 要はこうした画像は彼らにとってはなんの意味もなさないのだ。だから意味を与えてはどうだろうか。
 たとえば何枚か集めると、医療機関でタバコに起因する病気の検査が無料になるようにするのだ。どんなものでも無料券というのは魅力的なものだ。街角でももらったその手のパンフをすぐに捨てることができないものとしては、この主張は譲れない。
 そのパッケージの束が契機になり、もし病気が見つかれば、それはそれである意味、早期発見につながるというものだ。さすがにそのときは、喫煙者はなんらかの反省をするに違いない。
 しかしなにも病気が見つからない喫煙者は再びタバコを吸い続けるだろう。ひょっとしたら「本数を増やしてもっとパッケージを集めようかな」などとうそぶく輩も出てくるかもしれない。
 正直、そんな人たちはもう手の打ちようがない。そんなときはこちらも開き直るしかないのだ。
 あとは野となれ山となれ。
 癌ガン、集めてください、そう心からエールを送りたい。

ネタ元
Smokers to face picture warnings
禁煙キャンペーン画像

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