バクテリアでミサイルの原料を作るという科学ニュースより。
ミサイルの原料のブタンをバクテリアに作らせるという研究が進んでいるらしい。現在１ポンドのブタンを作るのにおよそ４０ドルかかるけど、バクテリアでの製造が可能になると１５ドルで作れるようになるという。
まだ、ミサイルを推進させるのに十分なブタンを作ることはできてないけど、３年以内には実現できるんじゃないかとのこと。
で思い出したこと。この細菌というのは地下深くまでうじゃうじゃいるのね。
どのくらいいるかというと、いろんな計算があり、相当な幅で誤差があるんだけど、それでも「陸上と海中のバイオマス総量が１兆トンですから、今地表や海中で見ている生物量と同じかその200倍もの」量になるらしい。
鉄とか硫黄とかを食べ物にしてるバクテリアもいるし、何百度のところでも平気に生活している細菌もいる。結局この地球というのは間違いなく細菌の惑星なのね。見方を変えれば、そのなかで生活させてもらってるのがヒトというわけ。
院長 「だから、バクテリアからみればヒトって小さな存在なわけなのよ」
スタッフ「ふーん」
院長 「バクテリアがヒトだとすると、ちょうどアリさんたちを眺めてるようなもの」
スタッフ「ふーん」
院長 「バクテリアにすれば、ヒトの戦争なんて、アリの戦いを眺めるようなもの」
スタッフ「ふーん」
院長 「ミサイル作るの手伝うのだって、砂糖水まいてアリさんにケンカ、けしかけてるようなものなのね」
スタッフ「院長、細菌の気持ちがよく分かるんですね。でもそんなに大きな存在だったら、なんで静かにしてるんですか」
院長 「バク、テレや、っていってました」