感情と決定

brainemotion

 感情が物事の決定に大きく関与しているという記事があった。分かりにくいが、少しメモしてみたい。
 ロンドン大学で行われた研究で被験者は20人の男女だ。彼らは頭を3回、脳機能を見る機械で17分間スキャンされた。ネタ元には書かれてないのだが、そのうちの一回はコントロールとして測定されたものと思われる。
 あとの2回はちょっと様相が異なる。スキャン中$95のお金の入ったコップが被験者の前に置かれダイスを振る賭けをするかどうかを訊ねられるのだ。


 それもそれぞれ訊ねられ方が少し違う。同じ内容なのに違う表現でこう声をかけられるのだ。
 「賭けなければお金の40%は残りますよ」、それと「賭けなければお金の60%は失いますよ」。
 すると「40%残りますよ」といわれたときダイスを振っている時間がスキャン中の時間の43%、「60%失いますよ」といわれたときは62%だったという。
 賭けとは一種の不安をともなう行為だ。だから賭けを考えているとき、不安という感情を担う頭のなかの扁桃体という部分が活動する。それと同時に前頭葉という部分で理性的に賭けをするかどうかも考えている。
 今回脳の機能をみると、その感情的な反応と理性的な反応がぶつかり合っているところがとらえられたという。(見出しの写真)これも推測だがきっと先の二つの異なる訊き方でぶつかり合いの程度が違うということなのだろう。
 ああ、やはり分かりにくい。
 仲間と飲んだ帰り際、早めに店を出て姿をくらませるかどうかの決定は、勘定に大きく左右される、という理解でいいのだろうか。
 こんなあいまいな解釈のメモをアップしていいものだろうか。しばらく決定できないでいたが、考えれば考えるほど己のアホさ加減に頭に来始めた。あとは野となれ山となれだ。アップしてしまえ。
 って、こんな風に感情が物事の決定に大きく関与しているということなのだろうか。

※こうした感情と決定の関係について、たとえば選挙で誰を選ぶか、なんてのは情動が大いに関係しているのよってな記事があったような、なかったような。
※メモのなかの40%と43%、60%と62%の二組の数値はたまたま似たようなものになったんだよね。たとえば「50%残りますよ」といわれるとダイスを振る時間が50%前後になるってことはないよね。でも「100%残りますよ」っていわれたら、時間のあいだずっと振り続けるよな。
※まぁいずれにしてもメモしてるやつに脳分野の知識がないってとこが致命的だな、うん。
ネタ元
Study: Emotion rules the brain’s decisions

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。